NECグリーンロケッツ東葛！柏の葉１万人CREW計画とヒーローの言葉

「任せてください！！！」

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24レギュラーシーズン最後のホストゲームで2トライを決め、POM（プレイヤー・オブ・ザ・マッチ）に選ばれたNECグリーンロケッツ東葛（以下、 GR東葛）の尾又寛汰（おまたかんた）選手（以下、尾又選手）が試合後のインタビューで最後に放った言葉です。

柏の葉1万人CREW計画発動！

3月24日のホストゲーム最終戦でGR東葛は「柏の葉1万人CREW計画」を実施。

ディビジョン2史上最多観客数（3月24日時点）を記録したものの、8,682人で惜しくも1万人には届かずミッション失敗となってしまいました。しかし、数多くの魅力的なプレーの結果、試合に勝利し、多くの方の心を掴んだ試合になったことは間違いないと思います。

お揃いのホッケーTシャツも配られ、グリーンに染まったスタジアムは圧巻でした。

太田和美市長も皆さんと同じホッケーTシャツを着てスタジアムに駆けつけ、力強い声援を送りました。

またこの景色が見たい！そのためにも来シーズンはディビジョン1に戻って更なる熱い戦いを見せて欲しいです。

チームの勝利のために

さて冒頭にご紹介した力強い言葉を述べてくれたこの日のヒーロー、尾又選手。

試合開始すぐのトライで、この日初めてラグビーを生観戦した人の心を掴みました。

今シーズンからディビジョン2での戦い方が変わったこともあり、なかなかトライがとれていない中での2トライは、待っていたクルー（ファン）の皆さんも大喜びでした。

どうしても尾又選手にはトライを期待してしまいますが、本人は「チームが勝利することが1番で、決してトライだけではなくディフェンスなども磨き、チャンスメイクできるようにやってきた。」と言います。

でも、やはりもどかしかった時期もあるようで、そんな時、試合に出られなくてもサポートしてくれるメンバーが待ってくれていたのを見て、自分は試合に出させてもらっているのだから頑張らないと！・・・と感じたそうです。

勝利に大切なこと

GR東葛に入りプロに転向してから、一喜一憂せず、食事をはじめとした体調管理や普段できることをやってきた結果があの試合のPOMに繋がったと言っていたのが印象的でした。

誰もが簡単にできることではありませんが、どんなスポーツでも日々の努力が結果に繋がるということを改めて教えてくれました。

ここからの戦いでも勝利に貢献する活躍を大いに期待しています！

ディビジョン1へ

さて、いよいよGR東葛としても今シーズンのクライマックス！
ディビジョン1へ向けての戦いが始まります。

ディビジョン2の順位決定戦、4月28日の柏の葉公園総合競技場では今シーズン3度目の対戦、豊田自動車織機シャトルズ愛知に惜敗、そして続く5月6日の浦安D-Rocksにも負けてしまい3位となりました。

運命のD1／D2入替戦、第1戦は5月18日に柏の葉公園総合競技場で14時30分から行われます。最終決戦の相手はリコーブラックラムズ東京。厳しい戦いになるかと思いますが、ここはしっかり勝利してディビジョン1昇格へ弾みをつけたいところです。

皆さんの応援は選手の限界を超えるための後押しになります！

ぜひ、柏の葉公園総合競技場で最終決戦の1戦目を応援しましょう。

 

そして先日、田中史朗（たなかふみあき）選手が今シーズンを持って現役引退することが発表されました。ラグビー選手としては小さな身体で日本代表として戦う姿や、大きな選手にくらいつく姿は多くの人に感動を与え、ラグビーをやっている子どもたちにも夢を与えたと思います。17年間、本当にありがとうございました。これからのご活躍も期待しています！

 

せ〜の！カシスポ応援したいっっ！！必ずディビジョン1へ戻ろう！！！

【令和6年（2024年）5月8日掲載】