ホーム > Fan×Fun KASHIWA > ブログ「にじいろ通信」 > にじいろ通信vol.36「たなか分署ってどんなところ?」
更新日2021年2月3日
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はじめまして!たなか分署の中野です!
冷え込みが厳しい日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
2度目の緊急事態宣言が発出され、柏市消防局でもさまざまなイベントや大規模な訓練が中止になってしまいました。
こんなコロナ禍ですが、みなさまに少しでも楽しんでいただけるよう、2月のにじいろ通信は「西部消防署たなか分署」の紹介をしていきたいと思います!
まずはじめに私の自己紹介をさせていただきます!
左が同期の佐藤消防士、右が私です!
私は昔から人のために働く仕事がしたいという思いがあり、漠然とですが医療職に就きたいと考えていました。医療職の中で探しているうちに、救急現場の最前線で活動している救急隊の存在を知り、救急救命士の資格を持つ救急隊に憧れを持つようになりました。
進路を決めるときに大学の先輩から、柏市消防局は女性職員が多く働きやすいという話を聞きました。そこで、柏市消防局で開催していた「女性のためのセミナー」に参加し、男女関係なく、自分次第で様々なことに挑戦できると説明してもらいました。また、たくさんの職員の方が声を掛けてくださり、とても雰囲気の良い職場と感じ、柏市消防局に入りたいと強く思いました!
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、4月に入庁してすぐ消防学校初任科へ入校予定でしたが延期となり、同期の佐藤消防士と同じく、いきなり西部消防署たなか分署での勤務となりました。
たなか分署の私が勤務している班では、女性消火隊員2名が配属されています。今までは、1班に女性職員は救急隊員か消火隊員のどちらか1名でした。昨年頃からは1班に救急隊員1名、消火隊員1名の計2名が配属されるようになり、今年初めて1班に消火隊員が2名配属されました!!
勤務体制が24時間勤務なので、同じ班そして同じ車両に女性の先輩がいてくださることで、とても心強いです!
延期されていた消防学校初任科への入校は7月からとなり、約6か月間、知識や技術を身に付けて12月にたなか分署へ戻ってきました!!
現在は、入校前と同じく消火隊員として勤務しながら、日々訓練や勉強に励んでいます!
1枚目の写真が横倉消防士、2枚目の写真が私です。機関員と隊員に分かれて乗車しています!
新型コロナウイルスが拡大していても災害や救急要請がなくなることはありません・・・。
困っている人を助けるため、感染予防対策を徹底しながら日々訓練を行っています。
さて、本題に入りたいと思います。
西部消防署たなか分署は、柏市消防局で一番新しい分署です。
たなか分署の管轄は、救急件数は市内で少ないほうですが、火災件数はここ数年市内で一番多く、常磐自動車道や利根川、国道16号線を管轄しており、交通事故や水難事故にも多く出場しています。
車両は「救急車」「水槽車」「化学車」「救助艇けん引車(広報車)」「救助艇」が配置されています。(令和3年1月現在)
たなか分署の入口に入るとまず受付兼事務室があります。
大きいモニターが設置してあり、今柏市で起きている災害を確認することができます。
車庫は車だけではなく、私達の大切な資機材の一つである「ホース」が保管されています。
傷が付いてしまったり無くしてしまっては仕事になりませんので、きちんと整理してきれいに保管しています。
火災や訓練で使用した後は、ホース乾燥機で乾かしてから保管します。
この乾燥機は柏市内に4機しかなく、最大でホース20本、防火衣10着を同時に乾燥することができます!
本数にもよりますが、1日もかからずに乾いてしまいます!
隊員達の防火衣が収納されています。ここで着替えて車両に乗り込みます。
防火衣専用の洗濯機と乾燥機もあり、汚れを落とすことはもちろん、撥水加工もかけられます!
こちらは同時に上下3着まで洗うことが可能ですが、消火隊員は4~5人なので全て洗って乾かすとなると1日ががりになってしまうことも・・・。
ですが、現場で活動する時に撥水加工がしてあると濡れにくくなり、とても活動しやすいので助かっています!
ここで食事をとります。現在は少人数で間隔を空け、会話を控え、コロナ対策をしながら食事をとっています。
立派な厨房もあり、自分たちで食事を作ります。料理が苦手な私も率先して食事作りをします!毎回勤務時はその日の夕食と翌日の朝食を作るので、少しずつですが上手になってきた気がします・・・!
この厨房には、業務用のコンロや業務用魚焼きグリルがあり、流し台も3つあります。
このグリルで焼いたサバの塩焼きは絶品です!!
ここにはトレーニング器具がたくさんあり、隊員達は日々トレーニングに励んでいます。
私も先輩方に負けないよう筋トレをしています!!
たなか分署の仮眠室は個室になっており、23時~5時が仮眠時間となっています。
ですが、仮眠中であっても指令が流れれば飛び起きて出動します。
たなか分署のシャワー室は男性用と女性用がしっかり分かれており、施錠もできるので安心です!(写真は女性用です)
浴槽もあり、家みたいですよね!
ですが、家のようにゆったりお湯に浸かって…ということはあまりありません。
シャワー中に泡だらけの状態で指令が流れた時に備え、浴槽にお湯をはることもあります。
もし指令が流れた場合は、すぐに湯船に入り、一気に泡を落として、活動服を着て出動します!
洗濯機も浴室乾燥機もあるので、洗濯物の心配もありません。
たなか分署の見学はいかがでしたか??
現在は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で庁舎見学等もできないので、少しでも楽しんで消防署のことを知っていただけたら嬉しいです!
私は現在救急救命士の資格を持つ消火隊として勤務していますが、人のために働く仕事がしたいという思いが原点なのでとてもやりがいを感じています!
憧れの救急隊として勤務するために救急の訓練も日々行っており、両立するのは忙しくもあり楽しくもあり・・・
一日でも早く市民の方、先輩方に信頼される消防職員になれるよう頑張っていきたいと思います!
ツイッター(外部サイトへリンク)での答えは・・・一番「新しい」消防署でした!!!平成26年に作られ、始動当時は開署式や開放デー等のイベントも行われていました!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
次回のブログもお楽しみに!!
情報発信元:消防局救急課 にじいろ救命女子
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