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更新日2021年7月3日
Fan Fun KASHIWA
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こんにちは、柏市消防局火災予防課の栗林です。
約3年ぶりに舞い戻ってきました、にじいろブログ。
今回は、住宅防火についていくつかご案内をさせていただきます。
阪神淡路大震災や東日本大震災で発生した火災の6割以上が、電気に起因する火災と言われています。
大規模地震発生時には広い範囲での停電が想定され、停電復旧後、電気機器等から出火する「通電火災」の発生が懸念されています。
感震ブレーカーは、通電火災を防ぐ有効な機器です。
柏市消防局火災予防課では、大規模地震等による被害の軽減を図るため、感震ブレーカーの設置費用の補助を始めました。
冷やし中華ははじめてません。
おかげさまで、多くのお問い合わせをいただいておりますが、
感電ブレーカーではございません。
何だか強そうなブレーカーだという印象は受けます。
しかし、当たったらイチコロですね。
関心ブレーカー
当事業に関心を持っていただき誠にありがとうございます。
字が違いますね。
漏電遮断器
全く違うものですね。
感震ブレーカーへの興味がふつふつと沸いてきたのではないでしょうか?
そんな方はぜひこの動画を。
千葉市消防局の方から御提供いただいてます。
感震ブレーカーという言葉は、あまり耳馴染がない言葉だと思います。
感震ブレーカーとは、地震発生時に設定値以上の揺れを感知したときにブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に止める器具です。不在時やブレーカーを切って避難する余裕がない場合に通電火災を防止することができます。
イラストで大変恐縮ですがこんな器具です。
詳しく知りたい人、そうでない人、このブログを見た人はこちらのページをご参照下さい。
この機会に、設置、購入、申請についてご検討いただければと存じます。
住宅にて火災が発生した際に、いち早く知らせてくれるのは住宅用火災警報器です。
住宅火災における被害状況を分析したところ、住宅用火災警報器が設置されている場合は、設置されていない場合に比べ、死者数と焼損床面積は半減、損害額は約4割減した結果が出ております。
もはや、住宅用火災警報器、略して住警器最強説。
住宅火災を知らせるなら住警器しか勝たんといってもいいくらいですね。
ただ、そんな最強な住警器は、電池駆動でございまして。
10年に1度、電池交換が必要となります。
今このブログをここまで読んだ方は、すぐ点検してください。
住警器についてマスターしたい方は、こちら(外部サイトへリンク)を参照ください。
今回は、住宅防火についてお話しさせていただきました。
読んでいただいた皆様に、少しでも役に立てればと存じます。
火災予防課では、住宅防火についてお話しを入れた動画をYouTubeに投稿してます。動画内では住宅防火の話しに加え、柏市消防音楽隊の演奏動画を入れてますので是非ご視聴ください。
にじいろ救命女子が誇る、内倉がナレーションをしています。
また、火災予防課が誇る、顔良し、鍛え抜かれた屈強な筋肉をまといし美男子が、上腕、前腕に効かせながら消火器の説明をしてます。
是非YouTubeのチャンネル登録お願いします。
それでは、またいつの日か。
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