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更新日2021年12月13日

 

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にじいろ通信vol.46「救急指導に行ってきました!」

こんにちは、西原分署の深沢です。
緊急事態宣言が解除されてから約2か月が経過しましたが、みなさんはいかがお過ごしですか?柏市消防局では緊急事態宣言解除後から防火指導や救急指導が再開されました。

そこで、今回のにじいろ通信では救急課とにじいろ救命女子で行った救急指導についてご紹介します。

救急指導?救命講習?

救急指導とは、読んで字の通り救急に関する指導を行います。一次救命処置(胸骨圧迫の方法やAEDの使い方など)を指導することが多いです。
救命講習とは普通救命講習や上級救命講習のことを言い、同じく一次救命処置(胸骨圧迫の方法やAEDの使い方など)を指導します。

では、救急指導と救命講習はどこが違うのかというと、救急指導は30分や1時間など比較的短時間で指導するのに対し、救命講習はカリキュラムに沿って普通救命講習なら成人に対しての一次救命処置を約3時間、上級救命講習なら約8時間と少し長い時間の指導になりますが、乳児や小児、成人に対しての一次救命処置と、窒息の解除方法や傷病者の搬送法などの指導も行っています。そして一番の違いは、修了証が発行されることです。

興味があり、受講してみたいと思った方はにじいろ通信vol.2をご覧ください。受講するまでの流れがわかりやすく書かれています。また、柏市消防局では定期的に救命講習も行っています。定期救命講習の日程はこちらからご覧ください。

救急指導レポート

11月6日土曜日に柏の葉キャンパス駅前まちづくり協議会の方々からの依頼で救急指導を行ってきました。今回の講習のテーマが、柏の葉の街全体が1つの「救命チーム」になるプロジェクト~いつどこで倒れても安心な街を目指して~ということで、地区全体で救命チームとなり、1つでも多くの命を助けていこうとするものでした。

講義

こちらの写真が講義風景です。最初に、この講習会の立ち上げに協力された筑波大学病院の医師により、今回の講習の目的と背景について、パワーポイントを使用した講義が行われました。
講義の後は私たちによる実技指導を行いました。
指導風景

こちらの写真が実技指導風景です。実技指導では、最初にデモンストレーションを展示してから、訓練用の人形を用いて成人、小児、乳幼児に対する一次救命処置(胸骨圧迫とAEDの使用方法)について指導を行いました。皆さん初めはやり方が分からず、不安そうに胸骨圧迫をしていましたが、指導していくうちにきれいな姿勢で正しい胸骨圧迫ができるようになっていました。

指導の最後に、1組の親子に代表として皆さんの前で実際に一次救命処置を行ってもらいました。
一次救命処置

こちらの写真が実際に一次救命処置を行っているところです。親子で力を合わせて頑張ってくださいました。

最後に...

柏市消防局やにじいろ救命女子では様々な指導や講習、イベントを行っています。興味がありましたら、柏市消防局のホームページやツイッターを是非ご覧ください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
来月のブログもお楽しみに!

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執筆者:にじいろ救命女子

柏市消防局の女性職員による消防局紹介記事です。