トップ > Fan×Fun KASHIWA > パッパラー河合のとことん!KASHIWAマイ・ラブ > ポークソテーセット・A
更新日令和元(2019)年11月11日
Fan Fun KASHIWA
ここから本文です。
ポークソテーセット・A
まだ幼稚園に通っていた6才の頃
もう53年前になりますね~
ウチは普通のサラリーマン家庭だったので
外食は贅沢である!って位置づけでした
なので、朝・昼・晩と家で母親の手作り御飯です
ま、それが日本全国の標準ですかね
当時の一般家庭の食事は質素でしたよ、ホントに
牛肉なんて滅多に食べることは出来ませんから
スキヤキにおける肉の奪い合いとか、悲惨です
それはオレの肉だ~!なんて箸で目をつつかれたりね
いやいや、冗談ですよ・・・ハッハッハ・・・
河合家では、たま~に贅沢をしてました
母「今日の晩御飯はお寿司よ~!」
俺「ワ~イワ~イ!」
寿司です寿司!
と言っても、いなり寿司なんですよ、イナリ
で、バリエーションでカッパ巻とかんぴょう巻
そもそも大トロとかウニとか知りませんから
寿司ってコトで十分に贅沢気分を味わえたワケです
そして当時の河合家の本ッ当の贅沢・・・それは!
それは柏駅東口の洋食レストラン「リヨン」での夕飯です
まあ月に一回ぐらいかな~日曜の夕方、家族で出動します
で、ショーウインドウを眺めて何を食べようかなと・・・
ここでオレと父親との攻防戦が始まる
オレが食べたいのはポークソテーセットA(400円)です
でも父親はポークソテーセットB(360円)にしろと言う
AもBも、5ミリ厚の豚肉一枚1に付け合せの野菜、ライス、ジュース
ココまでは同じなんです
何が違うのか?それはプリンの有無なんです
父「400円か・・・高い!Bでいいんじゃないか?」
俺「Aがイイよ!Aが食べたいんだよ!」
父「B!」俺「A!」
父「BBB~ッ!」俺「AAAッ!ワァァァ~ン!」
そりゃ~オレは必死ですよ
リヨンのプリンは蒸しプリンでしたからね
当時、プリンと言えばハウスプリンです
牛乳にハウスプリンの粉を混ぜて冷蔵庫で冷やして完成
プッチンプリンみたいな食感のヤツです
プルプルしてる寒天みたいなヤツです
でも蒸しプリンは違った
ちょっと固くて歯ざわりもシッカリしてコクがある
コクって何だ?って思いますけど
コクがあるとしか言いようが無いんです
そしてプリンの甘~い香り、カラメルのほろ苦さ
そこには職人のこだわりが感じられる
家じゃ絶対に食べられない!
オレは食べたいんだ!
そしてオレはいつもプリン付きAセットを注文してた
毎回、父親との攻防戦を制してたんですね
父親にジャンケンで勝ったり
勉強するからAセットにして!とか懇願したり
今考えると父親は攻防戦が楽しかっただけ
そ~ゆ~コトだと思いますね
でもね、あれからですよ
オレがスイーツに執着するようになったのは
ど~しても虎屋の羊羹が食べたいんだ!
絶対にビアードパパのシュークリームが食べたいんだ!
そんなスイーツが柏にもまだまだ沢山あるハズです
ので・・・まだまだ柏スイーツ探訪は続くのです
(つづく・・・でもな~ダイエットがな~悩ましいな~)
情報発信元:パッパラー河合の とことん!KASHIWAマイ・ラブ
パッパラー河合のとことん!KASHIWAマイ・ラブ