更新日令和3(2021)年2月22日

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いろり庵きらく奮戦記

先週の金曜日、朝6時55分の柏駅3番ホームでは

整列乗車がおこなわれていた

電車が来る、そして皆が乗り込む

だが「この電車には座れそうにない!」と判断すると

次の4分後の電車の列の先頭に並ぶ

そう、それほどに座りたいのである

その為には4分待ちなど・・・屁でもないッ!

おっと失礼・・・屁などと下品な言葉を・・・

だが人間、生きている限り屁は出るのである

そう、それは避けられない生命の営みなのである

だから下品などとは言ってはいられないのだ

 

おっと失礼、ちょっと熱くなってしまった

話を進めよう

実はオレも同じホームで並んでいた

だがそれは電車に乗る為ではなく

「いろり庵きらく」のソバを食べるために並んでいた

そう、きらくの開店は朝7時なのである

きらくの前を通ると開店準備をしていた

あと5分で開店か・・・よし!食べよう!

開店直後の立ち食いソバ屋は全てが出来立てである

出来立てのソバほど美味いものはない

だが、皆の考えることは同じだ

すでに6人程が開店を待って並んでいた

 

7時になった

開店!

オレの前の6人が店に入る

オレは後ろから店内を覗き込むと・・・なんと!

席のいくつかに「バツ」マークが貼られている!

そうコロナ対策で席を間引いているのだ

オレは座れるのだろうか?

待つことになれば出来立てのソバを食べることはできない!

それじゃ並んだ意味がない

6人全員が席に着く・・・どうだ?空席はあるか?

おおおお!ひとつだけ席が空いている!座れた!よっしゃ!

 

オレはお姉さんに食券を差し出す

食券には「ざる」と印刷されている

つまりソバかうどんか、この時点で確定してないのだが

お姉さんは「ソバでよろしいですか?」と

うん、その通り!ソバでいい

ここで、ソバかうどんか?なんて押し問答があれば

それは時間のロスにつながる

「時間のロス!」

朝の立ち食いソバ屋で許されるコトではない

お姉さんはオレの顔を見て「ソバ」と判断した

彼女はザ・プロフェッショナルだ

 

ハッ!?

この技は伝説のグルメ漫画「包丁人味平」の主人公と同じ技だ

主人公の少年・塩味味平は客の顔を見て職業を判断する

そして提供するチャーハンの塩加減を決める

同じ技だ!

きらくのお姉さんは塩見味平の身内の者だろうか?

なんて考えているとソバが出てきた

 

お姉さん「お待たせぇぇぇ!ごゆっくりどうぞぉぉぉ~!」

 

うんうん、嬉しいじゃないか

この忙しく世知辛い世の中

しかも朝の通勤時間帯なのに「ごゆっくり」ときた

この心遣いがウレシイ、じつにウレシイ

せかされて食べるソバなんて味がしない

お姉さんはザ・プロフェッショナルだ!

じゃあイタダキマ~ス!

河合さん

きらくでも、このように仕切り板が設置された

もう全ての飲食店は一蘭仕様になるのだろう

まあ、周囲が気にならず、食事に集中できる

悪いことじゃない

じゃあまずは一口・・・ズズズ・・・

うん、いつものいろり庵きらくの蕎麦だ

コシがある!美味いぞ!

コロナ禍になってからしばらく来てなかった

この変わらない味がウレシイじゃないか

ズズズ・・・これで360円か・・・安い!

ズズウゥゥゥ・・・いやいや、ほんと美味しい

ズルズル・・・ズゥズゥ・・・ツルン!美味いぞぉぉ!

みんな無言で食べている

まあ元々、ホームの立ち食いソバは無言

そこにこの仕切り版の設置

うん、コロナ対策は万全だな、安心安心

まあオレも還暦だからな

若者の3倍くらいコロナを恐れているのだ

 

河合さん1

 

いや~ご馳走様です!

360円でこの満足感、他じゃ得られない

気が付いたのだが、開店と同時に入店すると

ガンガンに、天ぷらのかき揚げを揚げていた

これでもかと大量にかき揚げを仕込んでいる

つまり・・・かき揚げ蕎麦を注文するなら朝7時!

揚げたてが食べられます!

 

ふぅ・・・満足だ

よし、また来週朝7時に来よう

今度はかき揚げソバだ!

 

(つづく・・・牛丼も制覇したいなと最近思ってます)

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