更新日令和4(2022)年5月16日

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我は農耕民族なり!

やっぱりね~日本の米どころと言えば新潟だよね~

そこのアナタ、そう思ってますよね?そうでしょ?

ところがドッコイですよ、柏産のコシヒカリだって美味しいんですッ!

柏で米?聞いたことないな~柏と言えば呼塚の渋滞だよね~

そこのアナタ、そう思ってますよね?でしょ?

あのですね、ハッキリ言いましょう、それは大いなる思い込みです

柏の農業と言えば小カブが有名ですけど広大な水田もあるんです

 

ま、柏駅や柏の葉キャンパス駅近くのタワマンに住んでたら

柏の水田には一生縁がないかもしれません

でもアレでしょ?一生どれかヒトツしか食べられない

米かパスタかラーメンか、どれか選べと言われたら米でしょ?

じゃあ柏の米をもっと知りましょうよ(謎理論)

実はオレも柏の稲作ってほとんど知らないんですよ

柏マイラヴァーとして、それでいいのか?否!

そんなワケで山崎さん(61才)の田んぼにお邪魔しました(急展開)

 

1

 

山崎さんは手賀西小学校・手賀中出身の生粋の柏っ子

まあ正確に言えば生まれた時は沼南町民でしたが

平成の大合併で沼南町は柏市となりました

で、今回オレが「田植えしてみたいな~」と言ったら

「本当はGWに植えるんだけど、田んぼ1枚(90坪・3アール)だけ残しとくよ」

とありがたいお言葉

山崎さんはもう40年、ここで専業農家として働いている

娘さん2人は横浜と鎌ケ谷に嫁いで「跡取りは居ないんです」らしい

今でこそ農業は再注目されてますけど昭和の時代は違いましたからね

 

しかし近年、柏でも若者が新規に農業を始める人が多い

やはり時代は農業なのか?若者よ!田植えしようぜ!

ってコトで今回はCCC(千葉クリエイティブCLUB)から

さえぽん(26才)に来てもらった

さあ一緒に田植えしようぜ!

 

2

 

この苗を植えていくんですけど

慣れた人がやれば、まあ1時間で終わるようです

山崎さんも、そんな感じで予定を立ててました

天気も田植え日和、さあ田植え開始だ!と田んぼに入ってみると・・・

まず簡単に歩けない、もう第一段階でキャーキャーと大騒ぎ

で、実際に苗を植えてみると等間隔に植えるのが意外に難しい

密集すると十分に光があたらなかったり

間をあけすぎると、光が射して雑草が生えてしまったり

 

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で、30分ほどオレとさえぽんは悪戦苦闘

植えられたのはたったの3坪、予定の30分の1です・・・これはイカン!

そして山崎さんは苦渋の決断をする

「仕方ないな・・・田植え機もってくるわ・・・」

あ~よかった、もうこれ以上は無理です、ハイ、スミマセン

 

自分のコト農耕民族だと思ってましたが違ったようです

かと言って騎馬民族とか狩猟民族ってワケでもないです

完全に機械化文明に侵されているオレです、何も出来ません

ま、オレなんて子供の頃からギターより重いものを

持ったことないですからね、ガ~ッハッハッハ!

さ、そんなワケで田植えマシーン導入で田植え再開!

 

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文明の利器ってのはスゴイですね、10分で完了しました

ちなみにこの田植え機、130万円するそうです

高いのか安いのか、全然わかりません・・・ま、安くはないか

ところで覚えてますか?歌手の桜田淳子さんのTVCMですけど

田植え機「さなえ」のCMで「やっぱさなえだべさ!」ってヤツです

あれは沼南町の田んぼで撮影されたそうですよ、へぇへぇへぇ!

 

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さあ、そんな感じで田植え終了です、お疲れ様です!(山崎さんが)

収穫は9月10日予定なので、収穫して精米して塩オニギリで食べます

きっと自分史上、最高に美味しいオニギリになると思います

これが自給自足ってヤツですよね、違う?違うかぁ・・・

 

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 妹・由貴さん 山崎さん 姉・美穂さん

 

さてさて、前述した山崎さんの娘さん2人ですが

なんとも衝撃的なコトをお二人から聞いてしまいました

それは・・・「田植えをしたこと?ないです!」だそうです

それもそのはず、山崎さんが農業を始めた40年前

すでに農作業は機械化されてたそうです

なので親戚一同や集落の皆が集合して、せ~ので田植え!

みたいな方法は、もうなかったらしいです

まあ確かにオレの父親は運送業でしたが

オレは運送しませんでしたからね、そんなもんでしょうか

 

いや~それにしても秋の収穫が楽しみです

夏もコッソリ見に行こうかな・・・フフフ

 

(つづく・・・タニシも捕獲してきた・ウチで留守番中です)

【令和4年(2022年)5月16日掲載】

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