更新日令和4(2022)年12月12日

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俺のドトールコーヒー

人間は社会の中で暮らしている

社会、それは人と人との繋がりである

つまり人間は一人では生きていけないのである

 

だからオレはドトールコーヒーでコーヒーを飲む

え?オマエは何を言っているのか?

まあまあ・・・焦らずにオレの話を聞いてほしい

 

世の中にはコーヒー好きな人間がたくさんいる

飲むことが好きなら自宅でコーヒーを淹れて一人で飲めばイイ

だが人はカフェへ行く、わざわざカフェに行く

自宅のコーヒー、カフェのコーヒー、同じ味だとしてもカフェに行く

理由は簡単、カフェは社会との接点なのである

カフェに行けば誰かがお茶を飲んでいる姿を見ることができる

それだけでイイ、見るだけでもイイ、自分は社会の一員だと確認できる

 

ジブリアニメ「天空の城ラピュタ」が何度もテレビで放映される

そして人々はそれを観てしまう

そして「バルス!」などとツイートしてしまう

これも理由は同じなのである

そう、同じ時間に日本中の人々と繋がっている感覚

自分が社会の一員であると確認できる、それがラピュタなのである

 

1

 

そんなワケで、オレは今日もドトールコーヒーにやってきた

ドトールはイイ

気楽に入店するコトができる

柏にはオシャレなカフェがたくさんある

だがオシャレカフェに行くにはそれなりの覚悟が必要だ

自分はオシャレカフェにふさわしい人間なのか?

オシャレカフェに居て「何あの人?場違い~」なんて思われないか

その葛藤に打ち勝って初めてオシャレカフェに入ることができる

 

ドトールはイイ

放課後の女子高校生達が、ほぼ居ないのである

先週、サーティワンアイスクリームでも書いたが

若い女性がキラキラと華やいでいる場所に一人で出向くコト

それは還暦過ぎのオヤジにとってヒジョーにハードルの高いコトだ

ドトールならその心配はない

華やいだ女子高生もキラキラしたデート中のカップルも居ない

逆に、むしろクリスマスデート等で

「今日はキミの為にドトールを予約しといたよ、ステキだろ?」

なんて言おうものなら破局間違いナシだ

若い女子はデートでドトールには行きたくないのだ(想像)

 

さてと何を飲もうか?最近は体に優しい飲み物が好みである

お?ハニーカフェ・オレ?

ほう、イイじゃないか

ハチミツは免疫力を高めてくれると聞いたことがある

免疫力アップ!いまオレが最重要視しているコトである

よし、ハニーカフェ・オレに決めたぞ

おね~さん、ハニーカフェ・オレください!

 

店員さん(推定24才)「は~い、かしこまりました~」

 

うん、ちょうどイイ感じの対応だ

無理矢理な笑顔を押し付けるでもなく

魚河岸のように「アイヨォォォ!」なんて圧力もない

そして気取るでもなく不愛想でもない

ドトール!完璧だ!

 

3

 

ではイタダキマス、グビグビ・・・美味しい

ハチミツとミルクとコーヒーの絶妙なバランス

グビグビ・・・ふぅ・・・癒される

カフェは社会との接点なんて書いたが

基本は味!もちろんドトールは満点だ

 

ドトールの客席は2種類あって、店内のイス席と

スカイプラザ1階の通路に設置されたセミオープンのイス席だ

オレはこの通路でコーヒーを飲むのが大好きだ

歩く人を眺めながら「地下のケンタッキーに行くのかな?」とか

「ビックカメラで蛍光灯を買うのかな?」なんて想像する

この人は元気そう、あの人は落ち込んでるな・・・と想像する

それが楽しい

人間観察に最適な場所、それがドトールなのだ

 

4

 ココが通路席、実に居心地が良い

 

この日は年配の女性客が多かった

いつもなら還暦世代の男性客が多い

まあ、どちらでもオレにとっては最高に居心地のいい場所だ

みんなもそう思っているのだろう

実はココのドトールコーヒー、いつだって混雑している

満席で入店をあきらめることもしばしば

この倍の面積があっても経営は成り立つのではなかろうか?

ドトールコーヒーは小規模店舗がほとんどだ

ぜひとも柏で実現させてほしいものだ

 

メガ・ドトールコーヒー!

 

なんなら、旧そごうのワンフロアすべてドトールでもいい

それぐらいの需要が柏にはある

それほどのポテンシャルを秘めた街、それが柏なのである

現在ドトールは、ここスカイプラザの他、髙島屋、柏の葉にもある

もっとあってイイ!豊四季にも!逆井にも!高柳にも!

さあ、アナタも明日からドトーリストだ!

 

(つづく・・・髙島屋、柏の葉も制覇しないとな~)

【令和4年(2022年)12月12日掲載】

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