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更新日令和5(2023)年2月20日
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幸せいっぱい!柏レイソル
2月18日、土曜日の午後は暖かく穏やかだった
今年もJリーグが開幕し、オレは日立台へとやってきた
ポカポカ陽気、親子連れで賑わう日立台、空が青いな・・・
オレは、この何気ない風景を見ただけで幸せな気分になった
そう、最近のオレは幸せと感じるハードルが低い
近所を散歩して「ん?なんか昨日より暖かい、春は近いぞッ!」
と、僅かな寒暖差に幸せを感じてしまう
塩昆布のオニギリを食べて「美味い!全身の細胞が喜んでいる!」
と、微妙な塩加減に幸せを感じてしまう
実に安上がりでリーズナブルなのである
還暦を過ぎてから、この傾向に拍車がかかってきた
大げさな幸せは必要ない、さりげない小さな幸せで十分だ
そう思えるようになってきた
若いころは・・・そんなじゃなかったと思う
まあとにかく、オレは小さな幸せを見つけるのが得意になった
誰かが「今年のレイソル、3位以内イケル!」と笑顔で話している
うんうん、楽しそうでイイじゃないか
スタジアムの屋台には長蛇の列ができている
うんうん、グルメ三昧と商売繁盛イイじゃないか
それを眺めるオレ
うんうん、ボカァ幸せだな~
ボカァ日立台に居る時がいちばん幸せなんだ
小さな幸せが詰まっている日立台
ホント柏市民は幸せ者です
オレは試合前にレイ君の今川焼(一個100円)を買った
これを食べながら柏レイソルの勝利を堪能しようと思う
ホント・・・幸せすぎて・・・リンダ困っちゃう!
さあキックオフ
前半にレイソルが先制する、よし・・・勝てるぞッ
ああ幸せだ、レイソルの勝利はサポの幸せでもある
この幸せを世界中のみんなに分けてあげたいぞ、ウッシッシ
しかしだ!後半、ガンバ大阪に逆転を許す
1-2で柏レイソルが負けている・・・
なんてこったいッ!このままじゃイカンぞ!
でも待てよ、今日はポカポカ陽気だ、今川焼も美味しいぞ
そして日立台でレイソルの試合を堪能できている
そう、ココには幸せがあるじゃないか
十分に幸せだよ・・・負けたって幸せだよ・・・
そんなワケねぇ!!!
問題はココである
日立台には幸せが詰まっているが
不幸もギューギューに詰まっているのである
サッカー大国イギリスの大学の博士が
「サッカーのストレスはサポーターの命をむしばむ」
なる論文を発表した
つまり、勝利は幸せな気分になれる
しかし、敗戦はその何倍ものストレスがかかる
だからサッカー観戦もほどほどにしなさいね
ってコトらしい
今日は・・・負けたくない・・・(真剣)
確かにそうだ、博士の言ってるコトは真実だ
オレは何度も、何度も、レイソルが負けて悔しい思いをした
敗戦の心の傷が癒えるには、おおよそ一週間が必要だ
しかしレイソルが勝利すれば夢見心地、冷えたピザも美味しく感じる
つまり本気で喜んだり悲しんだり落胆したりできる、それがレイソル
そう、日立台には喜怒哀楽が詰まっている
そんな柏レイソルがこんな身近に存在する幸せを噛みしめたい
試合は1-2のままロスタイムに突入した
「開幕戦なのに負けるのかぁ・・・」と意気消沈してたら
終了間際、90+8分のロスタイムに同点に追いついて引き分け
敗戦覚悟からの引き分けは勝利に値するッ
ボカァ幸せだなぁ・・・
さあ試合も終わったし帰るとしよう
柏駅までの道、レイソルロードを歩く
今日の引き分けは勝利に値するので、みんな嬉しそうな顔をしてる
勝利も嬉しいが、喜んでるサポの顔を見るのが好きだ
ニコニコ顔を見るとオレも嬉しくなる
サポ「よ~し気分がイイぞ!みんなで宴会だ!」
居酒屋は大繁盛、オレはケーキを爆買い
うむ、柏経済のためにもレイソルには勝ってもらおう!
今年もヨロシク頼みます!ゴ~ゴ~レ・イ・ソォ~ル!
(つづく・・・3位以内でお願いします)
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