パティスリーシェーヌ

創業50年、柏市の歴史に燦然と輝くパーラーナルシマ

その店内の一角にあるのがパティスリーシェーヌである

パティシエはナルシマの御主人・直美さんの姪っ子さつきさん

彼女は柏市立柏中学校出身、バリバリの柏っ子、スイーツに目覚め

日本のスイーツ店で3年、パリで3年、スイーツの修行をした

そして近年、パティスリーシェーヌを開店した

 

あらかじめ言っておこう

ワタクシ、パッパラー河合はスイーツにはうるさい

コンビニスイーツから高級ホテルスイーツまでチェックする

思い起こせば子供の頃から甘いものには目がなかった

チョコレートだけでも、アポロチョコレート、森永エールチョコレート

LOOKチョコレート、チョコベビー、グリコアーモンドチョコ・・・

きりがないのでやめておこう

 

 

パーラーナルシマのテーブルにはパティスリーシェーヌの

お品書きが置いてある

すべて注文を受けてからケーキを作ると言う

さつき「絶対に出来立てが美味しいんですよぉぉぉ！」

なるほど、こだわりがスゴイな、職人気質だ

 

河合「え～っと、パブロ フリュイ ルージュ、どんなケーキですか？」

さつき「フフフ、それはですね・・・あえて写真を掲載してないんです

どんなケーキが出てくるのかな？ って想像してみてください

そんなワクワクもスイーツの楽しみ方なんですよッ！」

なるほど、さつきさん・・・スイーツの鬼だ！ 求道者だ！

 

お、モンブランもありますね、んんッ！？ 2,750円って！

ちょっとお高くない？でも4号サイズか・・・さてはデカイんだな！

さつき「このモンブラン、ワタシのイチオシです！ ぜひ！」

河合「うむ！ では、モンブランお願い致し申す！」

さつき「ウィ　ムッシュ！」

 

まあでも最近のスイーツは贅沢になってますからね

ホテルニューオータニ(東京)の新エクストラスーパーメロンショートケーキなんて

1ピースで4,320円ですから！ ワンピースですよ？

「パティシエ王にオレはなる！」じゃないんですよホントに

オレなんか、そのケーキの噂を聞いてホテルニューオータニ(東京)まで行って

ショーケース越しに、これだこれだ！なんてケーキを眺めて

マネージャーと「買う？ どうする？」なんてさんざん悩んで

買わないで帰ってきました、ハイ

 

さつき「お待たせしました！ モンブランです！」

河合「うおぉぉぉぉ！ 素晴らしいィィィィ！」

 

 

偉い人が言ってました「スイーツは目で食べろ！」ってね

う～ん、なんてキレイなモンブランでしょう

胃袋に入ったらなんだって同じ！ 見た目は関係ないんだよ

なんて人もいますけど・・・

カメムシそっくりの形をしたチョコは食べないと思ますよ、ハイ

 

それにしても近年、若者パティシエの躍進はスゴイです

世界のコンテストでもガンガンに賞を獲ったりしてるらしい

そんな新進気鋭の若手パティシエの一人、それがさつきさんです

ではさっそくイタダキマ～ス！

 

グイッ・・・おお！ 柔らかですね、中のクリームもふわふわだ

バク・・・くぅぅ！ 香るマロン、そして絶妙な甘さ！

この甘さ加減ってのが難しいんですよ、いや～絶妙だ

モグモグ、うん、こってりしてるようで、あっさりしている

つまり素材の味が感じられるんですよ、モグモグ・・・

栗、クリーム、スポンジ、なんちゅうハーモニーや！

さつきさん曰く、素材が一番大事らしい

素材が良くないと、どんなに頑張っても美味しくならない

つまり、とことん素材にこだわる、それがパティスリーシェーヌ

 

ズイッ、さらにモンブランを食べ進める

おお！ シロップ漬けの栗が、たくさん隠れているぞ！ さあ出てこい！

モグモグ、うん、全部おいしい、スゴク美味しい

これ3～4人で食べるのが丁度いい分量です

この日は友人達3人でペロリと食べました

ワイワイ言いながら究極モンブランを食べる、最高に楽しい時間

さつきさん、ご馳走様でした！

 

 

こんな素敵で腕のいい若手パティシエが柏駅近でケーキを作っている

そのうち、もっと有名になるに違いない

そうなると、ひょいとナルシマに行ってヒョイと食べる

なんてコト、大行列で出来なくなるかも

今のうちですよ、ノンビリとさつきスイーツを食べられるのは、ハイ

よし、次はパブロ フリュイ ルージュ、いってみよう

さつきさん、素材の仕込みヨロシク！

 

(つづく・・・ガトーショコラも狙ってます)

【令和5年（2023年）11月20日掲載】