花野井へようこそ～花野井ひなめぐり・前編

日々刻々と、ひな祭りが近づいております

オマエにひな祭りなんて関係ないだろ！と思うでしょう

ま、その通り、ほぼ関係ないです・・・がっ！

雛人形には興味があるんですよ

あの繊細な造作、時代の付いたold雛人形も趣がある

細かい小物なんかも、見ていて飽きませんね、ハイ

STAR WARS（スターウォーズ）のフィギュアが好きですけど、通ずるものがありますね

 

すると「花野井ひなめぐり」なるスタンプラリーが開催中だという

柏市花野井と言えば旧吉田家住宅があるじゃないの～

あそこは国指定重要文化財で、一度は行くべき場所

いや、何度でも行くべき場所ですよ

でもね、イマイチ交通の便が悪いのが弱点でしょうか

仕方ないんです、なんたって江戸時代の住宅ですから

電車の無い時代なので駅近～！とかの概念がありません、当然です

ま、とりあえず行ってみよう花野井ひなめぐり！

 

 

スタンプを集めてオリジナルグッズをゲット

ほうほう、9か所のうち、4か所まわればグッズがもらえる

よっしゃ楽勝！こんな簡単なスタンプラリーがあっていいのか

いいんです！ブラボ～！

よし、まずはスクールショップタケヤで雛人形を堪能しよう

 

 

うんうん、今はコレですよね、2人だけの親王飾り(今調べた笑)です

七段飾りとかね、現代の住宅事情じゃ無理なんですよ

ウチにも姉が居ましたけど、こんなヤツでした

やっぱりね、七段飾りは豪農とか、庄屋さんとか、旧華族とか

そこらへん専用です、ハイ

 

このスクールショップタケヤは学生服を売るお店です

最近は少子化の影響とかあるんじゃないの？どうなの？

店長さん「おかげさまで、この花野井地区は子どもが増えているんですよ！

柏の葉にタワーマンションがバンバン建設されまして、その影響ですね

最近のトレンドとしてはブレザー！これです！」

まだ30歳そこそこの店長さん、商売繁盛でニコニコです

ではスタンプを・・・ポンッ！と

 

 

さてと、お次は大洞院です

このお寺、1751年・宝暦三年に花野井に移転してきました(今調べた)

なかなか古いお寺さんなんですね、知りませんでした

で、目を引くのはこの大銀杏です、いや～ステキな樹です

樹齢450年以上、柏市で最大級の幹回り(523cm)で

柏市指定保護樹木になっています、長生きな樹木様、柏市最高齢かも

 

 

本堂に飾られているのは明治時代の雛人形、いや～シブイ！タマランです

この枯れた感じ、直接、生で、近くで見てほしいです

なんでも鑑定団とかに出せば、ウン百万円でしょうね(下世話)

で、ワタクシもミュージシャンですからね

本堂に置いてある木魚とゴ～ンって鳴らすおりんが気になりました

河合「これ・・・どんな音するんですかね、気になりますね(様子見)」

住職さん「あ、どうぞ叩いてみてください」

河合「いいんですか！？(歓喜) 仏罰食らったりしませんか？」

住職さん「大丈夫ですよ(満面の笑顔)」

この住職さん、若くて気さくな住職さんです

これなら檀家さんは増える一方ですよね～ウンウン

 

 

ウォホン、ではではまずは木魚を・・・

ポクポク・・・おお！結構低音が出て残響が短い、まるでバスドラム

おりんいきます・・・ゴォォォォォォォォ～～～ン、残響が長いッ！

アポロ12号が月の残響を調べたら物凄い長時間でして

「月空洞説」ってのがあるんですけどね

それを彷彿とさせる残響です、もう一発・・・グォォォォォォ～ン

そ～いやテレビ番組で木魚製作の現場を見たことがあります

そりゃもう根気のいる大変な作業で、値段もお高い

 

河合「この木魚・・・お高いんでしょ？すみません下世話で」

住職さん「ええ、まあ、でも檀家さんからの寄贈品です」

河合「もし買ったとしたら？100万円ぐらい？」

住職さん「いやいや、それでは無理ですね、ええ」

河合「じゃあ1,000万？」

住職さん「いや、そこまでは・・・笑」

 

ほんとスミマセン下世話で

でも人間ってのは好奇心の生き物ですからね、仕方ないんです

なんでも知りたくなっちゃうオレを許してください

しかし大洞院か・・・いいお寺だ

この大銀杏が効いてますね、この樹に守られてます、大洞院

さてさて長くなったので、続きは来週の後編で！

 

(つづく・・・花野井ひなめぐり2月3日～3月3日)

【令和6年（2024年）2月19日掲載】