更新日令和7(2025)年7月23日

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柏・プリプリ伝説

柏駅東口を出てエスカレーターを降りて目の前のビル1階

名物カフェだった「プリプリ」が閉店して約4か月

どうやら↓↓このビル↓↓は現在築52年、いよいよ建て替えらしい

 

1

 

で、気になることがある

1973年のプリプリ開店当初から働いていたアラ80歳姉妹のお二人

もはや柏カフェ界の伝説的存在と言っていいだろう

あのお二人は現在も、お元気なのだろうか?

いつも元気にお店を切り盛りしてて

「元気で羨ましい!あやかりたいなぁ」と思ってましたね、ハイ

そして閉店後、いつも気にしながらプリプリの前を歩いていたら

入口ドアに「プリプリ移転のお知らせ」の張り紙がッ!

よっしゃ~!プリプリの火は消えず!よかったぁ~

 

そんなワケで新・プリプリに行ってきました

旧・プリプリから徒歩3分、市役所に向かう途中

以前に紹介したたい焼き屋「えびす家」の2階だった

 

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おお、やってますな~プリプリ!

♪ダイヤモンドだね~ あ、それはプリプリでしょ・・・ん?

お店は狭い階段を昇って2階にある、秘密基地みたいでカッコいいぞ

トン、トン、トン、ギギィ・・・お邪魔シマ~ス!

 

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おお!こじんまりした店内ですね、でもこれで十分です

だってカフェ・プリプリは存在そのものに意義があるのです

現在、店長の恵子さんは75歳、ワンオペで店を切り盛りしている

旧プリプリのアラ80歳の姉妹は、恵子さんの実のお姉さまだそう

恵子さんは9人兄弟!の末っ子で、今も元気ハツラツです、ハイ

 

恵子さんの実家は昔から柏駅前で布団屋を営んでいた

で、52年前に柏駅東口再開発事業が始まった

布団屋には工場もあったが家族は考えた

「もう駅前で布団の打ち直しする時代じゃない・・・よし!ビル建てよう!」

そして1階に家族経営のカフェ・プリプリが誕生したのである

そして52年が経過してビルは老朽化

建て替えるコトとなり、プリプリはどうする?と家族会議

恵子「ワタシがプリプリを守る!」

と新ビル完成後には再びカフェ・プリプリがオープン予定

つまりビルが完成するまでの間、ココは仮の姿ってワケ

 

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プリプリと命名したのは当時23歳だった恵子さん

 

いや~恵子さん、カフェ・プリプリ存続おめでとうございます!

なんたってプリプリは柏カフェの生き証人!柏カフェの魂ですよ

え?ワタシは体が動く限り働きたい?

素晴らしい!お姉さまといい恵子さんといい、そんな御家族なんですね

え~っと、じゃあケーキセットお願いします、モンブランで!

 

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恵子さん「あのね、このモンブランは西口のルメールさんのね

あそこは今2代目だけどね、先代にしっかり教わって

いつも美味しいのよ、ルメール知ってる?そうそう、柏中学校のちょっと先のね

あら、アナタも柏中学校なの?ワタシも柏第一小学校、柏中学校よ、同じね!

あの頃は子どもが多くてね~1学年で18クラスよ!スゴイわよね~

アナタの時は?13クラス?やっぱりね

まあ、柏がガラリと変わったのは豊四季団地が出来てからよね

あそこね、前はゴルフ場だったのよぉぉ

さすがにそれは知らないか~そうよね~」

 

そんなワケで、柏生まれのオレ64歳

柏生まれの恵子さん75歳

この2人が柏の昔話を始めたら止まるワケがない

気が付けば1時間半、ず~っと話してました

柏の昔話をしたい人、昔のことを聞きたい人

ぜひプリプリに行きましょう!

 

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ちなみに、写真の奥にある「柏たい焼き えびす家」の店主は

恵子さんの御主人だそうです

な~るほど!だからいつも同じとこに店があるのか!

いまは看板がないので、ちょっと入口がわかりづらいんですけど

現在、作製中だそうです

恵子さん、お互い元気でガンバロ~!

 

(つづく・・・新ビルも楽しみですね)

【2025(令和7)年7月23日掲載】

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