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更新日令和6(2024)年12月2日
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たい焼き処~若草
ワタクシ、タイヤキにはこだわりがあるんですよ~
なぜなら爆風スランプに「たいやきやいた(1984)」って曲があるからです
「上から読んでも下から読んでも!たいやきやいた~!」
そう叫んでから曲がスタートするヘビーメタル曲です
あの曲から40年、いつも頭の片隅にタイヤキがありまして
タイヤキ屋を見ると体が反応します、今川焼の倍は反応します
そんなワケで40年間、何個タイヤキを食べたかわかりません、ホントに
そして!新たに!柏市に!タイヤキ屋が登場したのであります
コレ、食べないワケにいかないでしょ?
さっそくタイヤキ屋さんにお邪魔しました
その名は「たい焼き処~若草」であります!
店長の大貫さん(51歳)
柏駅から少し離れた柏市中央2丁目にある、たいやき処・若草
ココは大貫さんが1年前に始めたお店なんですけど
こだわりがスゴイんですよ、ビックリするほど食材マニアなんですよ
大貫さんは50歳までパンの中身を作る会社でバリバリに働いていた
つまり、アンコ、ジャム、クリーム、等々・・・中身を専門に作る仕事
他にも、お米の仕事や、パン製造にも関わっていた
そして50歳のとき、友人が突如亡くなってしまい、人生を考える
大貫さんは決心した「一度きりの人生、これからは好きなことをやろう!」と
そして、こだわりぬいたタイヤキ屋を開店させたワケです
なるほどね~ではでは、こだわりのタイヤキを頂きましょう!
まずは定番の小豆のつぶあんのタイヤキです
どうです?若草のタイヤキは通常のタイヤキと形状が少し違うんです
サンドイッチみたいになってるんですよ
ふむふむ、これは初めて見たな~ではイタダキマ~ス!
ムグ・・・おおおお!なんか生地がフワフワしてる!
食感がパリッ!じゃなくてカステラや紅葉饅頭に近いです
モグモグ・・・柔らかいからか、生地のおいしさがダイレクトに伝わる
美味しいじゃないか!ムグムグ・・・アンコも美味いぞ!イイ感じだ
大貫さんによると小豆を自分で炊いてるタイヤキ屋さんは少ないらしい
でも大貫さんは小豆や餡子のプロですからね
全~部、自分でヤル!ヤルといったらヤル!
詳しいことはわかりませんけど、砂糖は通常アンコの半分だそうです
そしてグラニュー糖を使うことによって
スッキリとした後味の甘みになってるのだそうです
そう言われると・・・その通りだ!美味いぞ!
NYチーズクリームってのも頂きましたが、これも絶品でした
大貫さんは、いろんな味のタイヤキを作ってるんですよ
もうタイヤキの範疇を超えています、ケーキに近いとも言えます
さすがパンの中身を作る会社に勤務していただけのことはあります
オマケに大貫さんは製パン技能士1級の免許も持っている
なんか大貫さんて、いろいろと専門的でこだわりがあるんですよ
でも全然、気むずかしい職人気質とかじゃないです
優しくて楽しいオジサンって感じなんです
お店では、お茶しながらタイヤキを食べることが出来ます
基本、ひとりで店番をしてますが
忙しい時は奥様が手伝ってくれるそう
大貫さん曰く、タイヤキ屋はツライ仕事だそうです
「タイヤキって夏は全然売れないんですよ
鉄板の前で熱い思いして焼いてるんですけどね
ホント売れないんですよ・・・(ションボリ)」
なるほど、タイヤキ君は
♪毎日~毎日~焼かれてイヤになっちゃう
でも焼いてるほうも暑くてイヤになっちゃうんですね
了解!じゃあ夏もタイヤキを食べに行きます!
(つづく・・・夏はかき氷で勝負するそうです)
【令和6年(2024年)12月2日掲載】
パッパラー河合のとことん!KASHIWAマイ・ラブ