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更新日令和6(2024)年12月23日
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イルカがせめてきたぞっ!in パレット柏
とてつもない絵画の巨匠が柏市在住だった!
って事実が判明しまして現在ワタクシ、モーレツに感動しております
いや~まさか「あの絵」が柏に縁があったとは・・・
さてさて
何年も前から、その巨匠が描いた「絵」を見たことはあったんです
SNSとかネット掲示板によく投稿されてて、ホント大好きな絵でして
同時に、とんでもない絵だな~って、いつも思ってたんです
↓↓↓それがコレです↓↓↓
スゴイでしょ?「イルカがせめてきたぞっ」ですよ
なんちゅうか本中華、不条理の極みと言いますか、笑えるような笑えないような
んでまた、劇画調ってのがイイんですよ、全然ふざけてない、そこがイイ
これは国立美術館に展示されてもイイと思うんですよ、ホント
え?見たことないですか?ホントに?おかしいなぁ・・・
オレは最初に見たときからズ~ッと脳裏に焼き付いてますね、ハイ
イルカ兵が無表情なのも不気味だし、イルカ軍の戦車がよ~く見ると
ホタテの装甲だったり、車輪が巻貝だったり、キャタピラーが鱗だったり
もうホント、細かいところまでキュートなんですよ~
で、このイラストを描いたのが小松崎茂さん(1915~2001、86歳没)でして
パレット柏の柏市民ギャラリーで開催中の
「小松崎茂展~生誕110周年記念」(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)
に、行ってきました!(ハァ~楽しかった)
こんな感じです、入場無料!行くしかない!
小松崎さんは東京・南千住で生まれ、結婚後はず~っと柏に住んでいたそうです
で、前述のイルカの絵は何かというと1950年代の少年科学誌に掲載されたもの
未来はこんなことが起こるかもしれないぞ!ってコトらしいです
当時、少年達は小松崎さんのイラストから未来を想像したワケですね
漫画家の手塚治虫さん、松本零士さんも小松崎さんのイラストに影響を受けていたそう
なるほどな~と思ったのが、↓↓↓この一枚↓↓↓
脚に鱗、手には水かき、両棲人間〇×(判読不能)くんと隅に走り書き
いやいやいや・・・手塚先生はこのイラストを見て
「海のトリトン」を描いたに違いない!とワタクシは思うんです(想像)
♪水平線のかなたには、あああ~
♪何があると言うのだろ~
いや~見てましたよ海のトリトン!主題歌、まだ歌えます
そして小松崎さんと言えばプラモデルの箱絵です
プラモデルのイラストと言えば小松崎茂さんです
田宮模型の社長さんが小松崎さんのイラストに惚れ込み
静岡本社から社長さん自ら柏に足を運んで
「プラモの箱絵をぜひ描いてください!」とお願いしたそうです
そして小松崎さんはプラモの箱絵を描き始めた
つまり、あのプラモ独特の箱絵は小松崎さんオリジナルなんです
で、無数のプラモ絵を描いたと思います
そのうち何枚か、原画がギャラリーに飾られてまして
「おおお!チョー懐かしい!」となったのが↓↓↓コレです↓↓↓
サンダーバード2号のプラモデルの箱絵
大日本帝国海軍・伊四百型潜水艦のプラモの箱絵
どうですか!カッコいいでしょ?
プラモデルのパッケージって小松崎さんのイラストありきなんですよ
タミヤ社長さんと小松崎さんによってプラモ箱のひな型が出来あがった
いや~なんて偉大な仕事を成し遂げた人物なのでしょう
オレなんて3回ぐらいサンダーバード2号のプラモ買いましたから
もちろん、紫電改、月光 あたりの戦闘機も買いました
そのイラストを描いた人が柏市在住だったとはぁぁぁぁぁ!!!
いやホントびっくりです、くりびつてんぎょうです
上の写真は小松崎茂さんの孫夫婦で左・稔(みのる)さん、中央・憲子さん
憲子さんは結婚後、稔さんに「君のお爺ちゃんはスゴイ人なんだよ」と言われ
お爺ちゃんである小松崎茂さんの偉大さを知ったという
ちなみに憲子さん、柏一小、柏中、ワタクシの後輩になります
家族だと気付かないもんですよね~そんなもんです
イルカ兵士等身大パネルの前で記念撮影、憲子さん迫真の演技!さすが孫!
ところで、1950~60年代の少年漫画雑誌の黎明期って
漫画と読み物が半々だったんですよ
オレが小さい頃はまだ、少年サンデーとか少年マガジンに
読み物が掲載されてましたね
ナント、その挿絵も小松崎さんが描いていたんです
↓↓↓こんな感じ↓↓↓
いや~小松崎さんは、まさに日本文化の創始者・開拓者と言えますよね
はやく国立美術館に展示しましょう!!
そんなワケで「小松崎茂・生誕110周年記念展」は
柏市民ギャラリーで12月28日(土曜日)まで開催中ですのでゼヒ観に行ってください
コレが無料ってのはね~お得すぎますよ~行かなきゃソンソン!
さらに!いまなら来場者には、もれなく絵ハガキ1枚を進呈中!
ワタクシが頂いたハガキは、宇宙船版ノアの箱舟のイラストです
なんとこのイラストは、あのイーロンマスク氏が
「半世紀も前に、こんな絵を描いた画家が日本にいた!」
とツイートしたそうです
確かに50年以上前に、こんなイラストを描いた小松崎さん
スペースX社のイーロン氏もビックリです、クリビツテンギョウです
このキーホルダー欲しい・・・笑
いやいや、もっともっと小松崎さんのコトが知れ渡って欲しいです
そんなワケで、これが今年最後のブログとなります
来年は1月6日から再開ですので、みなさん風邪には気を付けて
それでは良いお年を!
(つづく・・・大晦日、ももいろ歌合戦に出ます!見てね)
【令和6年(2024年)12月23日掲載】
パッパラー河合のとことん!KASHIWAマイ・ラブ