罪深きシフォンケーキ

友人が半年ほど前に

「罪深きシフォンケーキって店、知ってます？美味いですよ～」

ってなコトを言ってまして、それから半年ず～っと気になってまして

だってね、そもそも「罪深き」ってのは人間用の形容詞なんですよ

ケーキに罪があるの！？ナンなんだ！って思いますよね

 

まあでも言葉遊びの妙って言うんですかね

なんか気になっちゃうネーミングなワケですよ、いい塩梅なワケですよ

太るとわかっていても食べてしまう美味しいケーキ！ああ罪深い！

そんな意味に思えてくるんですよね

 

これが「業の深いシフォンケーキ」だったらなんかイヤでしょ？

なんか悩みを抱え込みそうな感じがします

もしくは「欲深いシフォンケーキ」もイヤですね

なんか腹黒い感じがします

 

そう考えると絶妙の言葉選びなんですよ、センス抜群なんですよ

お菓子作りはセンスが大事ですから期待は膨らむばかりです、ハイ

さあ行ってみよう「罪深きシフォンケーキ」へ！

 

テクテク・・・柏駅東口から徒歩10分、ちょっと遠いな

でも美味しい店に距離は関係ないんですよ！恋愛と同じなんですよ

よし到着！それではお邪魔しま～す！初めまして～！

初めて訪れるケーキ屋さんって楽しいですよね

どんなケーキがあるのかな？誰がどこで作ってるのかな？

なんて考えるだけでも楽しいんですよね

おお！いろいろありますよ～シフォンケーキがッ

 

 

え？100円？これはイマドキ結構リーズナブルじゃないですか？

だって東京・紀尾井町のパティスリーSATSUKIなんて

スーパーショートケーキ1個4500円ですよ！なんすか！なんなんスカ！

まあ美味しいし、超売れてるみたいですけどね

でも、それこそ罪深きショートケーキですよ

散財するけど食べてしまうぅぅぅ！みたいな・・・

 

 

どれどれ、こっちは流行りのキャラメル味っすね

これも120円！お気軽価格でウレシイです

 

 

店内を見回すと、ショーケースにはシフォンケーキサンドが沢山ある

フルーツ、クリーム、ナッツ、いや～どれも美味しそう

やっぱシフォンケーキはジャムやホイップをつけてとか

何かを挟んでパクリンチョ！みたいな食べ方なんでしょうね

 

と、店内を物色していたら奥から女性の店員さんが登場

女性の名前は高橋さん、この店のオーナーさんだった

 

河合「こんにちは！友達が美味しいと言ってたので来ました」

高橋「あら～嬉しいです！」

 

高橋さんによると、御主人と2人で店を切り盛りしていて

店名の由来は「深い意味はない」そうだ

元々の店名は「Classic Cake Club」だった

店の看板を作るときにシフォンケーキの横に空きスペースがあったので

なんとなく「罪深き」を書き足したらしい

するとみんな「罪深き～」で呼ぶようになって、店名になったそうだ

 

 

よし、じゃあプレーンと塩キャラメルください！

高橋「220円になります」

河合「はい、じゃあ520円ね」

高橋「あいよ～ッ！コチラお釣り300万円！」

なんて会話は、令和の時代、誰もしません、ハイ

 

 

さあ、さっそく食べてみよう、イタダキマ～ス！

まずはプレーンから・・・ングッ！ムグムグ・・・ムギュ！

うんシンプル！フワフワ！やっぱりシンプルが一番だな

でも・・・

本当は濃厚ホイップクリームとかつけたい

激甘ジャムとかタップリのせたい

でも・・・

いま絶賛ダイエット中だからこれで我慢するッ

それでもあっという間に食べてしまった・・・罪深いぞ！

 

さあ次は塩キャラメル味だ、ムグムグン・・・ングング

ふぅ・・・美味いぞ！ムグムグ・・・

ちょっと！30秒で食べてしまったぞ！

せっかくダイエットしてたのに・・・なんて罪深いんだ！

 

まあでも食べた分はキッチリ運動してカロリー消費します

キッチリ罪を償いたいと思います！

それでは行ってきます！スタスタスタ・・・(走り去る音)

 

(つづく・・・イートインコーナーも作成中、楽しみ～！)

【2025(令和7)年6月24日掲載】