更新日令和7(2025)年12月9日

Fan Fun KASHIWA

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サッカー部の荒木君

オレが通っていた高校は、柏駅から徒歩3分

あまり部活動は盛んじゃなかったが、サッカー部はあった

だが部員は、たった1人

同級生の荒木君だ

 

荒木君は放課後になると毎日、グラウンドで練習していた

いつも荒木君はリフティングの練習をしていた

そう、ボールを下に落とさないようにポンポン蹴るやつだ

今考えると、一人の練習なのでそれぐらいしかできなかったのだろう

ポンポンポ~ン・・・ず~っとやっている

これが「ボールは友達」ってヤツだ

 

同級生はみんな言ってた

「ハッハッハ!アイツはひとりで何やってるんだよッ!

サッカーは11人でやるんだろ?荒木は物好きだよな~」と

オレもそう思った

 

1

 

そしてオレも若く血気盛んだったので、こうも思った

「世の中不公平だ!」

高校野球や高校バレーの人気スポーツは連日TVで報道されてた

だが同じ高校スポーツなのに、同じ部活動なのに

荒木君は校庭の片隅でボールを蹴っている・・・

不公平だ!理不尽だ!ってね

 

まあでも今考えると、そんなに理不尽でもない

1970年代後半、日本でサッカーはメジャーじゃなかった

人気のあるスポーツをメディアが取り上げる

これは極々、普通のコトです、ハイ

 

そしてオレは高校を卒業してバンド活動を始める

そりゃもう一生懸命ですから

荒木君のことも、サッカーのことも完全に忘れてた

すると1993年、こんな話が持ち上がった

「柏レイソルってプロサッカーチームが出来るんですよ

レイソルがJ1に昇格するまでTBSラジオで応援番組やりませんか?」

おうよ!望むところよ!

柏の宣伝に人生を掛けているオレにはもってこいの話だ

サッカーか・・・荒木君元気かな?

オレもサッカーが好きになりそうだよ荒木君!

そしてオレのレイソル応援人生が始まった

 

あれから33年

今年のレイソルは大躍進を遂げた

去年、一昨年、2年連続17位と残留争いだったが

今年は最後の1試合まで優勝争い

残念ながら優勝は逃したけど、レイソルサポも、レイソル関係者も

みんなが100%、レイソルを応援して楽しんだ

こんなにサッカーは楽しいんだな、荒木君!

 

さてさて、これからネルシーニョ監督以来の

リカルド・レイソルの黄金時代がやってきますね

ええ、ほぼ来ますね、間違いないです

 

レイソル強くなる

柏レイソル有名になる

柏の街も栄える

 

完璧ですわ~

柏マイラヴァーとして至福ですわ~

12月6日の最終節の日立台、太田柏市長も挨拶に来られてました

 

2

 

来年は優勝コメントを何回も出さないといけませんからね

市長!忙しくなりますよ!

 

(つづく・・・来年は2月7日から!まあ優勝かな~)

【令和7(2025)年12月9日掲載】

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