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更新日令和4(2022)年6月8日
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大相撲優勝まであと一歩、柏出身力士、隆の勝!
子ども達の誇り!隆の勝(たかのしょう)関
「柏出身の力士がいる!」と、長男が喜んで写真を撮ってもらったのが2018年の大相撲柏場所。
ひときわ、会場の声援が大きかったのを覚えています。
太田和美市長を表敬訪問
あれから3年、今年の大相撲夏場所で千秋楽まで優勝争いをして柏の街を大きく沸かせたのがあの力士でした。
柏育ち生粋の柏っ子、隆の勝関です。
惜しくも優勝は逃してしまいましたが、自身初の殊勲賞という名誉ある賞を持って、太田和美柏市長のもとに表敬訪問にいらっしゃいました。
「惜しくも優勝は逃してしまいましたが、またしっかり稽古して次のリベンジを!柏を盛り上げるためにまた頑張ります!」と宣言!
太田市長からも労いの言葉がかけられました。
「おにぎりくん」というあだ名がぴったりな隆の勝関は普段もとても穏やかなのが印象的でした。
今回の優勝争いもどちらかというと緊張しているようでした。
やはり本人からも周りからも、緊張していた、という声が聞かれましたが、良い意味でこの緊張にも今回で慣れたので、次はまた切り替えて頑張れる、負けても学びがある!と力強く答えてくれていました。
隆の勝関の子どもの頃
こんな穏やかな隆の勝関は一体、子どもの時はどんな感じだったのか。
柏のあの土俵で子どもの頃から練習していた隆の勝関のことを知りたくて、柏相撲少年団の永井明慶監督にお話を伺いました。
永井監督が大学生だった頃、柏の土俵に顔を出していた時によく胸を貸していた、いわば、隆の勝関は後輩のような存在だそう。
当時を振り返ると「良くも悪くも超普通。勝っても負けても感情を全く表に出さないので、絶対に相撲界では通用しないと思ってた笑」とお話しくださいました。
なんとなく想像がついてしまいます。
でもそんな隆の勝関がどんどん番付をあげていったのは一体なぜか?
永井監督曰く、「貴乃花部屋と合併し、稽古相手が増えて経験が積めたことも大きい。運を味方につけるタイプ」と。
なるほど、柏の土俵で淡々を相撲に打ち込み、真面目にひたすらに、そして運も味方につけてここまで来たのだと感じました。
永井監督は「まだまだ若いから優勝争いするチャンスはある!ぜひ優勝して柏を元気にしてもらいたい!」と話していました。
柏は相撲の聖地!
柏に相撲の土俵があることをまだ知らない人も多いと聞きます。
そして柏には柏相撲少年団もあります。
そこで頑張っている子どもたち、そして、柏出身の力士みんなを応援するために発足されたのが「柏力会(はくりきかい)」です。
相撲をするにはとても恵まれた環境なので、ぜひ興味のあるお子さんは見学、体験してみてください。
隆の勝関だけではなく、柏出身の力士は実はまだたくさんいます。
柏出身の力士をまとめた「大相撲柏番付」も柏の街の至る所でお目にかかれますので、ぜひこちらもチェックしてくださいね。
隆の勝関も「地域の皆さんに、諦めずに頑張れば結果はついてくる!ということを証明したい」とあのスマイルで言ってくれたので、私たちも柏パワーで引き続き応援しましょう!!
柏から大相撲優勝力士を!!せ~の!カシスポ応援したいっっ!!
【令和4年(2022年)6月8日掲載】
アッキーのカシスポ応援し隊っっ!