柏市役所に日本代表選手が！！〜フロアボール女子日本代表、和田菜緒さん〜

フロアボールって？！

 

皆さん、フロアボールという競技をご存知でしょうか？

北欧を中心に欧州で広まり、世界77カ国で親しまれているスポーツで日本の競技人口は約2500人、キーパー1人とフィールドプレーヤー5人からなる6人で、スティックを使ってプラスチック製のボールを相手ゴールに入れる屋内スポーツです。イメージは、屋内で行うホッケーです。

市役所のフロアボール女子日本代表選手！

　

実はそのフロアボールの女子日本代表選手が柏市在勤で、しかも柏市役所にいるのです。
柏市役所の危機管理部防災安全課の和田菜緒さんです。

高校の時までサッカーをしていた和田さんがフロアボールに出会ったのが大学入学時。
あっという間にその魅力にはまり、大学2年生で日本代表に選出されました。

ポジションはゴールキーパーです。

現在は東京フロアボールクラブに所属し、フロアボール日本代表でもありつつ、平日は市役所職員という2つの顔を持っています。

この春で市役所入庁3年目になる和田さん。
元々は体育教師を目指していましたが、フロアボールの日本代表を続けていきたいという夢と同時に、スポーツの楽しさをもっと伝えていきたいという夢もあり、市役所だったら何かしらの形でスポーツの魅力発信もできるかもしれないと感じ、柏市役所に入庁して、今に至ります（面接の時も選手継続したいことはお伝えしていたそう）。

平日、代表の練習がある期間は、30分早く出勤して、その分定時よりも早く退勤します。
そのまま練習に直行して、家に戻ってくるのは日付が変わる頃。

そしてまた翌朝、仕事に行く日々です。
とてもハードな毎日に見えますが、とても充実感を感じているようでした。

フロアボールの魅力

　

フロアボールの魅力は、何と言っても試合展開が早いこと。
目まぐるしく試合が展開されていくので残り3分でも試合が覆るかもしれない。
最後の最後まで勝敗がわからない競技です。

これはプレーを観る側にとっても、する側にとっても共通の魅力。
そしてルールも難しくないので世代を選ばないスポーツでもあります。

「競技人口も、いわゆるメジャースポーツに比べると少ないので、日本代表になれるチャンスも大きいかも・・・？」と和田さんが教えてくれました。

とても魅力的な競技であるにも関わらず、知らない人が多いのが現実。

ここは和田さんに日本代表として結果を出していただき、なおかつ、競技の楽しさを伝えていってほしいと思いました。またそれが和田さんの夢でもあります。

フロアボールで柏から世界へ

和田さんは、1月31日（火曜日）から開催国のタイで行われる「世界フロアボール選手権大会アジア・オセアニア予選2023」に日本代表として参加します！

今回の大会で2位以上の成績を収めれば、12月にシンガポールで行われる世界大会に出場できるので、ぜひここは試合に出場し、1位通過を決めてもらいたいです。

同じ部署の仲間からのエール

　

柏市役所で同じ部署で働く皆さんからは寄せ書きが送られました！

「皆さんの想いが詰まったこのフラッグを大会会場に飾りたい。世界大会への出場を目指して頑張ります！」と和田さんも意気込みを語ってくれました。

ちなみにこのフラッグを製作した防災安全課の平方さん（写真右側の男性）は、柏レイソルサポーターの一人で、日ごろから柏レイソルの応援フラッグを手書きで作っている方なんです。その技術を活かして近所の衣料品店で布を買って、和田さんを応援するために今回製作したそうです。

柏の皆さんが応援しています！

「とても魅力的な競技なので皆さんに知ってもらいたい」という和田さんの夢を皆さんで一緒に叶えましょう！

いまフロアボールを知ったという方も、ぜひエールをお願いします！

 

せ〜の！フロアボールで柏から世界へ！！

【令和5年（2023年）1月30日掲載】