強い日体大柏高校レスリング部再び！！

レスリングの強豪校

 

日本体育大学柏高等学校レスリング部といえば「強豪」のイメージが強いかたも多いのではないでしょうか。

平成27年に創部され、大澤 友博（おおさわ ともひろ）先生のもと、創部2年で「全国高等学校総合体育大会（全国高校総体・インターハイ）」と「全国高等学校選抜大会」の学校対抗戦（団体戦）で2冠を取り、平成28年から令和元年まで4連覇を果たすなどして、その名を全国に広めました！

現在は、創部当時から顧問を務めていた大澤先生から森下 史崇（もりした ふみたか）先生に引き継がれ、今までの大澤イズムに加え、新たな森下イズムも加わりさらにパワーアップしています。

今までの大澤先生の細かい指導に加え、選手と顧問の先生の年齢が近くなったからこその話しやすさや、生徒と同じように体を動かすことなどがあるそうです。ときには生徒との練習で森下先生が勝ってしまうとか。笑

惜しくも準優勝

 

令和5年2月4日（土曜日）・5日（日曜日）に開催された「関東高等学校選抜レスリング大会」の学校対抗戦では惜しくも準優勝で、大会5連覇を逃してしまいました。

優勝を狙える力が十分にありながらも、学校対抗戦では、3年生が抜けた新チームの歯車がどこか狂ってしまったそうです。

しかし、準優勝であれば全国大会には進めるので、そこでリベンジすることを目標に頑張っています。

新チームになってから初めての全国大会、目指すは「優勝」しかありません！

キャプテンは個人優勝！

キャプテンの金澤 空大（かなざわ そらと）さんは「92キロ級・個人戦」で優勝しましたが、「団体戦も、個人戦も強い日体大柏」と今まで言われてきたので、個人戦で優勝しただけでは納得がいかないと言います。

幼少期からレスリングを始めた金澤さん。

レスリングはメジャーな競技ではないけれど、メジャーなスポーツに負けたくないという想いが強く、大会で活躍して結果を出し、もっと応援してもらいたいと感じているそうです。

自宅は柏市内ですが、早朝の練習などに備えて今は寮生活をし、自立した生活を送っていることも強さの秘訣（ひけつ）なのかもしれません。

心の教育

 

日体大柏高校レスリング部といえば、大澤先生の心の教育がありました。

「心・技・体」の「心」の部分がしっかりしないと、技や体につながっていかないという大澤先生の教えは、今も脈々と引き継がれています。

前回取材に行かせていただいた7年ほど前から変わらず、部員の皆さんの清々しい挨拶にとても良い印象を受けました！

目指すはオリンピック！

テレビで放送されることは少ないし、見る機会も多いとは言い切れないレスリング。

森下先生と金澤キャプテンの2人は口を揃えて、「ぜひ生で観戦をしてほしい！」とおっしゃっていました。

「迫力ある体と体のぶつけ合い」

「身一つなのに繰り出せる大技」

「鍛え上げられた筋肉」

これらのレスリングの魅力をぜひ、生で見て、感じてほしいそうです。

コロナ渦も収まりつつあり、有観客試合も増えているので、ぜひ一度会場に足を運んでみてください！

そしてまずは3月27日（月曜日）から始まる「全国高等学校選抜レスリング大会」での優勝を見届けましょう！！

キャプテン金澤くんの夢の舞台は、ずばり「世界！」

「オリンピック」に出場することです。

柏市民として楽しみがまた1つ増えました。

こちらも皆さんと一緒に見届けたいですね！

せ〜の！カシスポ応援したいっ！！レスリングでも柏から世界へ！

【令和5年（2023年）3月22日掲載】