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更新日令和5(2023)年4月13日

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NECグリーンロケッツ東葛!この2人の選手に注目!!〜尾又 寛汰選手、クリスチャン・ラウイ選手【後編】

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今回は、私が大注目しているラグビーチーム、「NECグリーンロケッツ東葛」の尾又 寛汰(おまた かんた)選手(以下、尾又選手)とクリスチャン・ラウイ選手(以下、ラウイ選手)についてさらに深掘りしていく後編です!

 

先日4月9日の試合は「柏ホストタウンDAY」ということで、様々なイベントが行われ、たくさんのお客さんで客席が埋め尽くされました。

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スタジアムの外は肉の飲食店で賑わい、

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試合前は市立柏高等学校吹奏楽部の演奏や、

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柏ラグビースクールの子どもたちによる「柏ハカ」の披露などもあり、いつにも増して会場は盛り上がりをみせていました。

結果は残念でしたが、NECグリーンロケッツ東葛の試合を初めて見た友人は「色々なチームのラグビーの試合を観ているけど、会場の空気がこんなにもあたたかいのは見たことがない」と感動していたのがとても印象的でした。

『リーグ戦も残すところあと2試合』

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リーグワンの試合も残すところ、4月16日(日曜日)に柏の葉で開催されるホストゲームと22日(土曜日)の敵地であるビジターでのリーグ最終戦のみとなりました。

およそ4カ月、全16試合、あっという間です。寂しいなぁと思うと同時に、ふと「オフシーズンがサッカーや野球に比べると長いのではないか?」という疑問が湧きました。

決してずっと休んでいるわけでも遊んでいるわけでもない。そう分かってはいるものの、やっぱりオフシーズン長いなぁと感じたのです。

その理由を聞いてみると、

「1週間に1試合でもとてもしんどいし疲労が残る。常に大怪我のリスクもある。体は大きくしないといけないのに、スピードや体力は落とせないし、大きなストレスもかかる。だからオフシーズンが長いとは感じないし、すぐに動き出さないと体がなまってしまうので常に準備はしています」と尾又選手。

確かに1試合1試合がまるで格闘技のようで、それを毎週やっていると考えると納得です。とても浅はかな質問をしてしまったと反省したのと同時に、常に大怪我とのリスクと隣り合わせの中でしっかりと身体作りをしているすごさを感じました。

試合や練習の最中や普段の生活まで、ほんのわずかな気の緩みすら許されないようにも感じましたが、オンとオフの切り替えは上手な方だと話していたのが尾又選手。ラウイ選手はストレスで食べ過ぎてしまうこともあるそうです。笑

『柏の街』

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そんな2人の練習拠点は我孫子市ですが、柏にもよく来るそうです。日体大柏高校在学中から柏を知っているラウイ選手は車の運転はしませんが柏近辺の道に詳しく、ナビを見なくても最短ルートが分かるそう。

昨年、この地域で暮らすようになった尾又選手は、「柏は何でも揃っているから全て用が足せる」と柏の魅力を語ってくれました。

2人のお気に入りの飲食店は柏駅西口にある「焼きとりつかさ」。

ラウイ選手はそのお店がある「あさひ通り」が好きで、沖縄料理屋さんやラーメン屋さんもお気に入りだそうです。

スポーツ選手御用達の柏駅東口にある「とんき」も尾又選手のお気に入りです。

そして、2人は食事後にスターバックス柏マルイ店のテラスで柏の街を眺めながらお茶をしているそうなので、見かけた方は声をかけてみてください。

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ちなみに、好きな女性のタイプも聞いちゃいました!

おでかけする時などの行き先を決めてくれる人、面倒見がいい人、可愛い人・・・笑!だそうです。

『これからの夢』

「プロのラグビープレーヤーになる」という夢を叶え、まさにこれから益々の活躍が期待される2人。

今後の夢を聞かせていただきました。ラウイ選手は幼い頃の自分と重ねて話してくれました。

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(© NEC GREEN ROCKETS TOKATSU)

「自分がラグビーを始めた時に、好きな選手がかっこいい姿を見せてくれた。そんな存在になりたいという強い想いから今の自分がある。当時の自分のように、今度は憧れてもらう側になって、ラグビー選手を夢見る子どもにかっこいい姿を見せていきたい!」と力強く話してくれました。

その中で、チームを強くすること、そして日本代表も視野に入れて頑張っているのだそうです。普段とても優しいラウイ選手の礎はそんな幼い頃に作られたのでしょう。

いつも笑顔のラウイ選手が試合となると真剣な眼差しで果敢に戦う姿に子どものみならず、女性ファンも釘付けになってしまいます。

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(© NEC GREEN ROCKETS TOKATSU)

そして、このチームで1年目の終盤を戦っている尾又選手が最後に話してくれた「僕はこのチームにずっといたいと思っています」という言葉に心打たれました。

「自分はまだまだなので、今後NECの中で欠かせない存在になることが目標で、その中で自分もチームも成長して、時間はかかるかもしれないけどもっと上に行きたい。そして、自分がチームにとって欠かせない存在になりたい」と。

決して自分自分!ではなく、チームとしての自分があってこそ!そんな視点を当たり前に持っていることが尾又選手の強みなのだとも感じました。

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(© NEC GREEN ROCKETS TOKATSU)

ラグビー選手と聞くと、とても大きい選手がスクラムを組んで・・みたいなイメージがあったのですが、体が小さくても、そのスピードやプレーのしなやかさ、ボールを持ったら何かやってくれそうなワクワク感など、ものすごい魅力あるプレーを尾又選手には何度もみせてもらったことで、私のラグビーへのイメージが変わったのは間違いありません。

『みなさんのパワーに!!』

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(© NEC GREEN ROCKETS TOKATSU)

尾又選手が言うように、チームとしてもっともっと上に行くには時間がかかるかもしれない。でも、ラグビーというスポーツの魅力が伝わる選手たちのプレー、選手同士が本当にリスペクトしあっていることがわかるチーム力と一体感、選手が毎試合にかけている想いやストイックな身体作り、知れば知るほど魅力あふれるチームです。

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もちろん勝負の世界なので、勝って少しでも上にいってほしい。でも、勝ったとか負けたとかではないところでのラグビーの魅力、そしてそれを教えてくれたラウイ選手と尾又選手の存在と2人の活躍は、私にとって確実に自分にパワーを与えてくれるものになりました。その計り知れないパワーをまだもらっていないみなさんにも届くといいなと思っています。

今週末の4月16日(日曜日)にも柏の葉でホストゲームが開催されます。まだ観たことのない方は、ぜひスタジアムに足を運んでみてください!!

 

せ〜の!カシスポ応援したいっっ!!ラグビーがみなさんの生活の一部になりますように。

【令和5年(2023年)4月13日掲載】

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執筆者:岡田亜紀(通称アッキー) 千葉県柏市在住。

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