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更新日令和7(2025)年12月8日

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全日本吹奏楽コンクールに出場した市内3団体が快挙!

皆さんこんにちは。今年も残すところあとわずかとなりました。今回は、10月下旬に開催された第73回全日本吹奏楽コンクールにおいて、柏市から出場した3団体「柏市立酒井根中学校」「柏市立柏高等学校」「開智アカデミックウインドオーケストラ」の活躍をご紹介します。

大会概要

本年度の全日本吹奏楽コンクールは、

中学校、高等学校の部:宇都宮市文化会館(栃木県)

大学、職場・一般の部:新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)

で開催されました。
全国で参加した団体は、中学校の部で6,342団体、高等学校の部で2,813団体、職場・一般の部で509団体。その中から全国大会に進めるのは、中学校・高等学校が各30団体、職場・一般が26団体のみという狭き門です。柏市から3団体が選ばれたことは、まさに快挙といえるでしょう。

柏市立酒井根中学校

柏市立酒井根中学校は、今回で全国大会20回目の出場となる記念すべき年でした。自由曲には昨年に続き天野正道氏の作品を取り上げ、堂々とした演奏を披露。見事金賞を受賞しました。これで通算18回目の金賞となり、中学生の部では歴代2位の受賞回数を誇ります。

結果金賞

部門:中学校後半の部
日時:2025年10月18日(土曜日)
指揮:粉川 心
課題曲:ステップ、スキップ、ノンストップ(順次進行によるカプリッチョ)(後藤 洋 作曲)
自由曲:五行相剋(天野 正道 作曲)

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写真提供:フォトライフ

柏市立柏高等学校

柏市立柏高等学校は、今回で全国大会35回目の出場。これは高等学校の部で歴代5位の記録です。
指揮者が石田修一先生から緑川裕先生に代わり、3回目の全国大会となりました。
自由曲には樽屋雅徳氏の「月下に浮かぶひとすじの道標 ~3・11 超克の祈り~」を選び、壮大なスケールと緻密な構成で観客を魅了しました。結果は銀賞でしたが、伝統ある「市柏サウンド」の健在を示しました。

結果銀賞

部門:高等学校後半の部
日時:2025年10月19日(日曜日)
指揮:緑川 裕
課題曲:マーチ「メモリーズ・リフレイン」(伊藤 士恩 作曲)
自由曲:月下に浮かぶひとすじの道標 ~3・11 超克の祈り~(樽屋 雅徳 作曲)

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写真提供:フォトライフ

開智アカデミックウインドオーケストラ

開智アカデミックウインドオーケストラは、一昨年の創団以来、3年連続で全国大会に出場。
大学と地域社会人が連携して結成された団体で、限られた練習時間を効率的に活用するスタイルが特徴です。
今年は阿部勇一氏の難曲「黎明のエスキース」に挑戦し、緻密で迫力ある演奏を披露。結果は銀賞でした。

結果銀賞

部門:職場・一般前半の部
日時:2025年10月26日(日曜日)
指揮:石田修一
課題曲:マーチ「メモリーズ・リフレイン」(伊藤 士恩 作曲)
自由曲:黎明のエスキース(阿部 勇一 作曲)

都合により写真はございません。


 

柏市から出場した3団体は、全国の舞台で素晴らしい輝きを放ちました!
柏市の吹奏楽文化の厚みと可能性を改めて示す全国大会となりました。
市民の皆様も、ぜひ今後の演奏会や活動に足を運んで各団体の音楽を応援していただければ幸いです。

改めて、柏市、千葉県、東関東支部を代表して全国大会に臨んだ3団体に大きな拍手を送りたいと思います。おめでとうございます!

【令和7(2025)年12月8日掲載】

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かしわの吹奏楽

執筆者:ツッチー 柏の吹奏楽に関わり25年!

柏市は全国屈指の「吹奏楽の街」。柏の吹奏楽の魅力、イベント、各団体の活動内容など幅広く紹介しています。