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更新日令和3(2021)年6月4日
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【第161号】マコモタケの田植え風景
マコモタケの田植え風景
5月を過ぎると、手賀沼干拓地の田園風景も田植えが終盤を迎え、いよいよ夏が来るなという感じがします。ほとんどが、トラクターで苗代づくりをし、田植え機であっという間に田植えが終了します。
そんな中で、手作業でしかできない作業があります。マコモタケの田植え作業です、今回はその模様をお伝えします。この日は令和3年5月9日、もう1か月も過ぎてしまいましたね。
マコモタケ圃場(浜嶋静さん所有)の面積は約3反(900坪、3000平方メートル)あり、手賀沼自然ふれあい緑道、戸張新田地籍の見晴台近くにあります。
手賀沼が一望できるこの場所は、手賀沼眺望のベストスポットでもあります。
この芝生の向こう側がマコモタケ圃場です。
5月9日、いよいよ田植えが始まりました。この日は、快晴にも恵まれ、「柏市コミュニティ植物医師の会」の方々10数名が活動に参加していました。もう何年もここでボランティア活動をされているそうです。手作業でしかできない田植え作業には、強力な援軍ですね。
育成場所から丹念に苗を引きぬき、号令を掛けながら、横1列になって植えていきます。
腰が痛くなりそうで、大変な作業です。
植える場所をマークした長いロープを両側に張って、定位置に効率よく植えていきます。
上空から見ればこんな感じでした。
マコモタケは、1年間を通して
2~3月の株の野焼き
4~5月のトラクターによる苗代づくり
5月の田植え
5~7月の除草
9~10月の収穫と年間を通しての作業なんですね。
きれいに田植えができました。
この日は、2種類のマコモタケを約1200株植えたそうです。
それでは実際の作業をスライドショーと動画でご覧ください
【マコモタケ田植空撮スライドショー】
【マコモタケ田植風景】
最後に
このマコモタケは中華料理の高級食材として、9月末ごろから
柏市農産物直売所「かしわで」、道の駅しょうなんで購入することができます。
楽しみですね。こんなPOPが出ていましたら、これがマコモタケです。
それでは今回はこの辺で。
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