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更新日2022年6月10日

 

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【210号】外来水生植物刈取作業(1)

去る5月12日から、手賀沼では千葉県による外来水生植物刈取作業が開始されています。
水深の浅い場所は「ハーベスター」、水深の深い場所では「ハイドロモグ」といういずれも大型の刈取船で、外来水生植物を刈り取っています。刈り取った水草は運搬船で桟橋まで運び、その後陸上の保管場まで運搬されます。保管場所は、手賀沼自然ふれあい緑道近くにあります。そこで十分乾燥後、焼却処分されます。
今回はその刈取作業の模様をお伝えします。
筆者は 千葉県環境生活部水質保全課 と深いかかわりがあります。2年前の令和2年7月に手賀沼における外来水生植物刈取作業が試験調査のため開始されてからのお付き合いです。
こんなところにも私の写真を使っていただいております。本稿では、千葉県環境生活部水質保全課 の許可を得て執筆しています。
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今年報告された千葉県の手賀沼に係る湖沼水質保全計画(第8期)の表紙に、私の手賀沼の写真が使われています。これは令和3年11月10日午前6時10分に撮影したものです。

千葉県によれば「外来水生植物とは、日本国外又は国内の自然分布域以外から持ち込まれた生物(外来生物)のうち、日本の湖や河川などの水ぎわで生育している水生植物のこと。外来水生植物のなかでも、ナガエツルノゲイトウやオオバナミズキンバイなどは、特に侵入性が高く、増殖力が非常に旺盛なため、人の生活や農林水産業などに被害を及ぼすおそれがある。このような悪影響が懸念されるため、千葉県では、手賀沼 で令和2年度から水草刈取船による駆除を開始。」とのことです。
(千葉県環境生活部水質保全課の公式アカウント「千葉県水草バスターズ」より転載)


さて本題です。
これは手賀沼自然ふれあい緑道、ヒドリ橋付近の大津川です。黄色く繁茂しているのが
ナガエツルノゲイトウ です。
これは、令和4年5月24日のヒドリ橋付近の状況です。
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放置しておくと、どんどん増えて、一時は大津川手賀沼河口付近を覆いつくすくらいでした。

これは令和4年5月11日の模様です。
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川の両岸にびっしり繁茂しているのがわかります。見る見るうちに増えていきます。
昨年令和3年度の刈取区域は手賀沼の花火台周辺と北千葉第二機場前(柏市戸張新田付近)でした。
令和4年5月24日、いよいよ大津川河口の繁茂状態が一番ひどいところで刈取作業開始です。
「ハイドロモグ」という大型刈取船で作業してました。
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手前がナガエツルノゲイトウです。
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相当繁茂してますね。
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手際よく、バケットで釣り上げられていきます。
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運搬船との連携も見事なものです。何十回となく作業してますね。
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これは水深の深い場所での大型刈取船「ハイドロモグ」です(提供:千葉県環境生活部水質保全課)
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水深の浅い場所での大型刈取船「ハーベスター」です(提供:千葉県環境生活部水質保全課)
人の力で刈取している様子がよくうかがえます。
この日は、戸張展望台付近で作業中でしたが葦の陰で私の目からは見えませんでした。

以下はヒドリ橋付近の風景比較です。
(左:刈取前(5月11日) 右:刈取後(5月24日))
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気持ちのいいくらい、きれいになっていますね。千葉県に一住民として感謝です。
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それでは、ここで刈取風景を動画でご覧ください


最後にすばらしい手賀沼の朝をどうぞ。令和4年6月4日 4時22分 撮影
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今回はこの辺で。
ここの続きは、次号以降で外来水生植物刈取作業(2)として掲載します。

【令和4年(2022年)6月10日掲載】

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執筆者:kuma3(くまさん) 千葉県柏市在住。

柏市南部、主にカシワニの棲む手賀沼を中心として自然の魅力をぐる~っと紹介していきます。カシワニの棲むあなたの知らない柏の魅力を新発見!