【222号】ふれあいガーデン（その2）

前回に引き続き、千葉県立手賀沼自然ふれあい緑道の指定管理会社「新松戸造園」さんに造っていただいている＜ふれあいガーデン＞をご紹介します。
まず初めに、前回のブログをご覧いただいて、ご質問の多かった、場所の説明をします。
（道の駅しょうなんホームページより転載、加筆：道の駅しょうなん承認済）

道の駅しょうなん裏門（手賀沼自然ふれあい緑道側）を出たところが、ふれあいガーデンになります。
図中の左上になります。

（令和4年8月30日撮影）
現在は、雑草も取り払われきれいになっています。前回の本ブログ掲載後、急遽、きれいにしていただいたようです。笑
　
さて前回に引き続き植栽されている草花をご覧ください。今回は12種類です。
撮影日はおおむね令和4年8月20日です。

セイヨウフウチョウソウ：西洋風蝶草（クレオメ）
【花言葉】秘密のひととき、風に舞う胡蝶、想像したほど悪くない


バーベナハスタータ
【花言葉】魔力、魅力


ユーパトリウム・チョコラータ
【花言葉】 あの日を思い出す


アンゲロニア
【花言葉】過去の恋人、片思いの恋


ヒマワリ（向日葵）
【花言葉】憧れ、情熱、あなただけを見つめる


ラベンダー
【花言葉】あなたを待っています、期待、沈黙、清潔


フロックス
【花言葉】あなたの望みを受けます、一致、合意、同意、協調、不活発


パイナップルミント
【花言葉】美徳、効能


レモングラス
【花言葉】爽快、爽やかな性格、凛々しさ


ケイトウ（鶏頭）
【花言葉】おしゃれ、気取り屋、風変り、個性、色あせぬ恋

スーパーベナ・ アイストゥインクル
【花言葉】 私のために祈ってください、家族の和合

サルビアガラニチカ
【花言葉】燃える思い、知恵、尊重


いかがでしたか。　耳慣れないカタカナ名称で一度には覚えられませんね。
筆者は何回聞いても覚えられません。笑

新松戸造園さんによれば、今後の展開として
「ガーデンボランティアを募り、月に一回程度の頻度でお手入れをしていきたいと思っています。また、ガーデンの植物で染め物をしたり、ハーブティーにしたりと植物の様々な活用方法などもお伝えし、植物とふれあえるガーデンを目指していきたいです。まだガーデン作りは始まったばかりなので、管理や植物の活用について協力していただける方々と相談しながら作り上げていきたいと思います。」（廣川課長）
なんともうれしい言葉ですね。今後の緑道がますます楽しみになってきました。

 

長くなりましたが、
最後に前回、癒しの詩人・坂村真民（さかむらしんみん）さんの詩をご紹介しましたところ、多くの方からの反響がありましたので、真民さんの多くの詩篇の中から筆者の好きな2篇を紹介させていただきます。

花は一瞬にして
咲くのではない。

大地から芽から出て
葉をつくり、

葉を繁らせ、成長して、
つぼみをつくり
花を咲かせ、
実をつくっていく。

花は一瞬にして
咲くのではない。
花は一筋に咲くのだ。

癒しの詩人・坂村真民さんと言えば　代表作はなんといってもこれですね。あまりにも有名です。
筆者の座右の銘として心に刻んでいます。

（この書は、20年前、夜行列車で四国愛媛県まで行き、筆者が真民さんに直接お会いした時に書いていただいたものです：筆者所蔵）

「念ずれば花ひらく」坂村真民

念ずれば
花ひらく

苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたび
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった

いかがだったでしょうか。
この「念ずれば花ひらく」を刻印した詩碑（石碑）は、日本全国を中心としてに諸外国含め、なんと630か所以上あると言うことです。残念ながら千葉県には10か所程度。柏市には1か所しかありません。

みなさまもどこか旅をしたときなどに、見たことあるかもしれませんね。（主に寺院が多いですね）

花は本当にいいものですね。心を穏やかにしてくれます。癒してくれます。元気にしてくれます。

8月も終わり、いよいよ9月を迎えました。9月は長月。いよいよ秋ですね。
秋が深まると日が暮れるのが早くなるため、夜が長い月という「夜長月（よながづき）」が略されて、「長月」となったそうです。
9月には別名「稲刈月」「紅葉月」「菊月」「菊咲月」とも言われ、なんとも秋を感じさせてくれますね。
とはいえ、手賀沼自然ふれあい緑道はいよいよ＜彼岸花の季節＞です。
毎年のことですが、緑道終点の曙橋、そこから700m手前のサージタンクには彼岸花が咲き誇ります。
筆者もメンバーの<一球会>のみなさんが管理しています。

楽しみですね。
今回はこの辺で失礼します。

【令和4年（2022年）9月2日掲載】