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更新日2022年10月28日

 

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【230号】わしのや農業交流拠点を訪ねてみた

手賀沼の沼南地域に<鷲野谷>という地区がある。旧沼南町民にとっては知っている方も多いと思うが、柏市民にとっては、まだまだ知られていない地域だ。
手賀沼を見下ろす「自然と人間が共生する風光明媚な地域」と称される、大きな台地の上の農業地域だ。その台地を上り切ったところに、突然現れる立派な建物が「わしのや農業交流拠点」である。
以前から気になっていたので、そこを訪ねてみた。
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ちょっと分かりづらいが、手賀沼自然ふれあい緑道と並行している農道に<わしのや農園入口>という看板がある。
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このT字路を1500mぐらい登り切ったところに突然立派な建物が見えてくる。

話はそれるが、つい先ごろ、令和4年10月11日~16日(一般参拝日)浄土宗「医王寺」の12年に一度の寅年のみに開かれる「医王寺薬師堂の御開帳」があった。筆者も秘仏「薬師如来」像を拝顔しに参ってきたが、「薬師如来」像は高さ2mほどもある立派なものでその大きさに圧倒された。延べ1000人が参詣したとか後で聞いた。

その医王寺に隣接してあるのが、「わしのや農業交流拠点」だ。
手賀沼地域の周遊における拠点(休憩スペース)として、周辺の体験農園等、地域の利便性向上のために整備された施設とのこと。
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立派な建物ですねえ。平日は人なんかほとんど来ないと聞いた。
先日、この土地を提供した方のご子息M.Sさんに会って、話を聞いた。M.Sさんとは、手賀沼早朝ウォーキングで毎日言葉を交わす仲間。我孫子市在住で、毎日隣の作業場で農作業をされている。
この施設は、今から6年前ぐらいに設置されたとのこと。屋根は、全面立派な銅板ぶき。結構、金がかかっているとか(笑)建築当時は、現地で、一枚一枚時間をかけて、丁寧に屋根を葺(ふ)いていたとのこと。
真っ先に、正面で、目につくのが堂々としたこの大きな案内看板。
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拡大して見てみよう。
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「わしのや農業交流拠点」とはいかにも堅い名称ですね(笑)
場所はこんなところ。鷲野谷地区がよくわかる。
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鷲野谷は「手賀沼に棲む鴨や水鳥を求めて沢山の<鷲が棲んでいた谷>から由来する」とのこと。
この地図を見てわかるように鷲野谷地域は下に垂れてる場所まである。一瞬、飛び地かと思うような場所もある。確か、バス停<幸田原>の近くに鷲野谷工業団地もあったね。

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周りには結構な広場も用意されている。屋敷の敷地がいかに広かったか想像できる。
案内板を拡大して見てみよう。個々の詳しい説明は、割愛させていただく。
<山崎弁栄(やまざき べんねい)>
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「ふるさとは いずこと問わば 下ふさの 手賀の浦べの わしの谷の里」
いいですねえ。医王寺には山崎弁栄のお墓もある。

<染谷家住宅と庭園><鳥ビシャ>
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先日も柏観光プロダクション主催の「鷲野谷フットパス」イベントで、染谷家住宅を見学させていただき、修復工事の模様を拝見しました。さすが、国登録有形文化財ですね。また以前、鳥ビシャ造りに参加したこともあります。

<鷲野谷庚申塔群><香取神社>
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庚申塔は、いつも通るバス通り<幸田原>の近くにあるのでよく見ます。鷲野谷香取神社の彫刻は昔から拝見してますが立派なもんですね。沼南地区にはこの鷲野谷香取神社のほか、岩井の将門神社、箕輪の香取神社、手賀の兵主八幡神社のいずれも立派な彫刻が施されてますね。

ところで、この<丸い柱>。立派なもので、金掛けてるとのこと。確かに、足元は銅板で覆われている。
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天井の梁も立派につくられている。テーブルが3個置いてある。手入れも行き届いている。
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扉がないのでいつも吹きっさらし。照明は自動で点くようになっている。
真夜中によく点灯するが、犯人は<野良猫>ちゃんだとか。

内部で見逃せないのが、この彫刻絵(正式な名前はわからない)。
全部で7枚掲げてあるが、この地区で収穫される野菜類が見事に木彫の絵になっている。よく見ると彫っているのではなくジグソーパズルのように<はめ込まれている>のである。手間のかかったものですね。これを見るだけでもここに来た価値がある。(笑)
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写真枚数が多くなるのであと6枚は縮小版でどうぞ。鷲野谷の野菜を食べたくなりますね。
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このほか立派なトイレも備わっている。手賀沼自然ふれあい緑道のトイレよりも、数段上ですね。(汗)
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周りのスペース。M.Sさんによると、かつてここには、鷲野谷一番(?)といわれたケヤキの木が3本植わってたそうですよ。なんと幹周り4.5m~5m、大人3人分だったとか。高さは30mぐらいあったとか。屋敷を取り払い、更地にするのに<ウン千万円>、一本のケヤキの木を伐採するの<ウン百万円>もかかったとか。大変ご苦労されていたのがよくわかる。ここが、屋敷があったときの入口付近だそうです。
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交流拠点の周りはきれいな芝生になっており、訪れた子どもさんたちのちょっとしたあそび場になっているとか。この塀はかつて高さ3メートルぐらいの大谷石で出来ており、危ないからと高さを半分くらいに削ってあるんだって。

という訳で、今回は「わしのや農業交流拠点」のお話でした。
もっともっと、文字通り「農業の交流拠点」になるといいですね。
それでは今回はこの辺で。

【2022年(令和4年)10月28日掲載】

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執筆者:kuma3(くまさん) 千葉県柏市在住。

柏市南部、主にカシワニの棲む手賀沼を中心として自然の魅力をぐる~っと紹介していきます。カシワニの棲むあなたの知らない柏の魅力を新発見!