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更新日令和4(2022)年11月11日

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【232号】曙橋竹灯籠ライトアップ

去る、令和4年10月21日から10月23日までの3日間、手賀沼の東端曙橋が竹灯籠できれいにライトアップされ、同時期に開催された全国造園フェスティバル2022、TEGANUMA WEEKENDを盛り上げていました。
これはいつもの曙橋の風景。(令和4年11月8日 午前5時37分)0
正確に言えば曙橋は<手賀曙橋>という。単なる橋ではなく、<手賀沼調節水門>。手賀沼の水量を調節する重要な役目を持ってるんですね。とはいっても、水門が閉じられていることを見たことがありません。(笑)
手賀沼はここが終点。ここから手賀川に流れ出て、約8km先の利根川へと流れでますね。
この横には、自動車の往来が激しい<新曙橋>もあります。我孫子市湖北台と柏市手賀を結んでいます。
おっと、このやぐらはなんだ? 曙橋がこんな風になるのはめずらしい。
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何やら巨大なアーチが設置され、曙橋を盛り上げてたんだね。
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いつもの殺風景な曙橋が、すっかり変身しているぞ!
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夕刻になると、きれいに骨組みされた竹灯籠がライトアップされ幻想的な風景となりました。
この竹灯籠は「竹を通じて豊かな地域づくり」をスローガンに、2004年に設立された我孫子市にあるNPO法人「住み良いまちづくり研究所」(米澤代表)が提供したもの。
この団体は、手賀沼周辺にある滝前不動、根戸城址(いずれも我孫子市)竹林を整備し、伐採した竹を使って灯籠などを作っています。制作した竹灯籠は、主におとなり我孫子市内のイベントによく設置されていますが、今回は何と柏市内の手賀曙橋に飾っていただきました。確か、北柏ふるさと公園でのイベントでもお世話になってたような気がします。


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高さ2m~3mもある孟宗竹(モウソウチク)にきれいなデザイン。言葉もでません。根気のいる制作過程でしょうね。
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竹の中に仕組まれたLEDライトも夜空を美しく照らしています。この<登り龍>の大迫力。
すばらしいの一言です。


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そして、その龍を盛り上げるためのゆらゆら燃える?<火の玉>も素晴らしいですね。


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また橋の欄干には、多数の竹灯籠が数十個も取り付けられており、各灯籠に電気を燈すだけでも大変なことです。3日間で終わるのがもったいない。
柏市民のみなさんは、残念ながらあまり見てないでしょうね。次回はぜひ。


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タイミングよく、曙橋から遠く富士山も望めました。この時期、曙橋からは富士山を朝夕望むことができますね。アマチュアカメラマンも多いですね。ここまでが竹灯籠ライトアップの話。

過日、どうしても竹灯籠制作現場を拝見したく、我孫子市久寺家にある工房を訪ねました。
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竹林整備で伐採された竹がきれいに並べられ、今や遅しと出番を待ってます。制作風景は割愛しますが、この<火の玉>模様の制作は、筆者が行ったものです。2、3回工房に通って作らせていただきました。なかなかのもんでしょ!


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これは制作中のXmasバージョンの竹灯篭。見せていただきました。こんなものお手のもの。すいすい作っちゃうんだから驚きです。切り絵のようでうまいもんですねえ。
まもなく手賀沼近辺に飾ることでしょう。

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これは筆者自身の試作品。隣の穴とお友達になってしまったりの失敗作です。とにかく数をこなすことですかね。
最後に、「住み良いまちづくり研究所」では毎週土曜日の午後に<竹灯籠講習会>を開いています。私も3回ほど通いました。今後も教えを乞うつもりです。親切に教えていただけますよ。詳しく知りたい方、講習会参加、入会なさりたい方は「住み良いまちづくり研究所」のホームぺージからどうぞ、とのことです。
それでは今回はこの辺で。

最後に恒例の、手賀沼の日の出風景です。h
令和4年11月9日 午前8時22分
この辺で失礼します。

【2022年(令和4年)11月11日掲載】

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執筆者:kuma3(くまさん) 千葉県柏市在住。

柏市南部、主にカシワニの棲む手賀沼を中心として自然の魅力をぐる~っと紹介していきます。カシワニの棲むあなたの知らない柏の魅力を新発見!