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更新日令和4(2022)年11月18日

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【233号】手賀大橋に沈む満月

前号では、「曙橋竹灯籠ライトアップ」についてお伝えしました。今回また曙橋の情報をもう一つお伝えしましょう。令和4年11月8日午前5時、人っ子一人いない曙橋を訪ねました。
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駐車場にも誰一人いない。トイレの灯りだけが光っている。
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前号でも述べましたが、この曙橋は2つの名前を持っています。一つは「手賀あけぼの橋」(曙橋はひらがな表記が正しいらしい。橋の欄干に刻印してある)、もう一つは「手賀沼調節水門管理橋」という。竣工は昭和42年2月とこれも橋の欄干に刻印してある。かれこれ55年経っているんですね。
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こうしてみると、確かに普通の橋とは異なる風景です。大きなウインチも備わっている。
一度稼働してる現場を見たいもんですね。
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この銘板は、筆者にとっては興味深い。<門扉工事 三菱重工業横浜造船所>とあります。昭和58年(1983年)、もはや超有名な、かの<横浜みなとみらい21>へと生まれ変わった場所にあった会社だ。かつて筆者も現役時代に、何度かお邪魔した会社で懐かしい。
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この曙橋は、現在の住まいに居を定めて44年、数えきれないほど通った場所です。
前置きが長くなりましたが、いよいよ本題に入りましょう。

令和4年11月8日夜は、442年ぶりの天体ショー 皆既月食と天王星食が見られる日。
夜は夜で楽しみですが、この日の朝、5時から約30分間<手賀大橋に沈む満月>を楽しみました。
タイミングよく見られるのは1年の内で、そう何回もありません。
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まずは、大きな満月をとくとご覧ください。午前5時10分です。

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水面を照らす月明かりが素敵です。ほんとにいいですね。午前5時13分です。

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午前5時14分。遮るものがまったくない曙橋だから見られる<湖面に映る月明りの長い>光です。
一層手賀沼が引き立って見える。この風景を見たかったことも曙橋を訪れた理由の一つにある。手賀大橋の灯りも見えますね。

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午前5時31分。ぽっかり浮かんだお月さん。まもなく手賀大橋に満月が沈みますよ。感動の一瞬!

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午前5時32分。手賀大橋に月が沈み始めたよ。大きな月に感動しちゃいます。
この感動を見てるのは私だけが、独り占め?(笑)

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午前5時34分。半分隠れましたよ。絵になる光景にうっとり。手賀大橋がうっすら見えますか?
なんで月がこんなに大きく見えるのでしょうねえ。吸い込まれそうですね。
実は、SNSでこの写真を発信したところ、多くの反響をいただいたんですよ。

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午前5時35分。まもなく沈みそう。もうすぐ夜明けです。手賀大橋もよく見えるようになりました。

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午前5時36分。完全にお隠れになりました(笑)感動の30分が終わりました。
本当に手賀沼はすばらしい。この瞬間を、読者の皆様にお見せしたくて今回のご報告と相成りました。
いかがだったでしょうか?

最後に、この日令和4年8月11日夜の とっておき<皆既月食ショーと天王星>をお見せしましょう。
素人撮影で恐縮です。
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午後6時20分~午後7時12分。最後は午後9時40分撮影です。

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午後8時7分、左下に天王星も写ってますが、お分かりになりますか?
という訳で、早朝から夜まで忙しくもあり、感動の記憶に残る11月8日でした。

それでは今回はこの辺で失礼します。

【2022年(令和4年)11月18日掲載】

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執筆者:kuma3(くまさん) 千葉県柏市在住。

柏市南部、主にカシワニの棲む手賀沼を中心として自然の魅力をぐる~っと紹介していきます。カシワニの棲むあなたの知らない柏の魅力を新発見!