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更新日令和4(2022)年12月16日

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【237号】いちごの季節がやってきた

毎年、この季節が待ち遠しい。1215(イチ・ニ・イチ・ゴー)。今年もいちごの季節がやってきました。手賀沼のいちごと言えば「そのべ農園」。筆者は10年来家族ぐるみのお付き合いをさせていただいています。毎年、柏市鷲野谷にあるいちごの直売所、POP関連の制作のお手伝いもしています。
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これが令和4年の販売開始のお知らせPOPです。
という訳で、今回は「そのべ農園」潜入レポートをお伝えします。
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これは3年前にドローンで筆者が撮影したそのべ農園いちごハウスの全景です。
なんとここだけでも、この時点で30棟を有していました。このほかにも数棟ありました。
現在は、拡張に拡張を続けて合計41棟ものいちごハウスを有しています。あまり空からの映像を見ることがないので、その大きさにびっくりしますよね。これが手賀沼のほとりにあるんですよ。ご存じでしたか?
オーナー(初代)ー店主(二代目)ー息子(三代目)と家族ぐるみで、大切にいちごを育ててきた証ですね。
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近くの道路から見ると、その壮大さがわかります。
毎年5月にその年のいちご販売が終了すると、6月には畝を全部耕し、同時に6月~8月には次の年の苗造りもしつつ、8月の土壌造り、9月の定植作業、10月の葉欠き作業と休む暇がありません。
こうして、手を掛けたいちごが、いよいよ12月の販売時期を迎えるのです。
41棟ものハウスに植えられた苗の数は<ン万本>(企業ヒミツ)になるそうです。
毎年毎年、新しい苗を育て、全部植え替えるんですから大変です。
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この写真を見てみると、<ン万本>も植えられているのがうなずけますね。
土耕栽培の畝(ベット)の高さは70cm余りもあります。もちろん専用の機械を使って、畝を作るのですが、その後行う定植作業は、中腰で作業するため大変な労力を有します。しかも<ン万本>。
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これらは、普段は非公開のいちごハウスの様子です。特別に撮影許可していただきました。
壮観ですね。(令和4年12月13日撮影)

さて、この看板。
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手賀沼沿いの道を車で行くと、この大きな看板が目につきます。これが直売所です。
直売所の前の道路は一直線なので、スピードの出し過ぎに注意が必要です。(笑)
駐車場は直売所のすぐ横に70台分位を有しています。(こちらも年々拡張してますね)
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これが直売所の入口です。販売開始を今や遅しと待っています。(令和4年12月13日撮影)
入口は、<当日販売入口>と<予約販売入口、宅急便受付入口>は別になっています。
最盛期になると当日購入のお客さんでいっぱいです。朝7時ごろから並んでいるようです。寒い中大変ですよね。予約して購入するのがおすすめです。
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いや~~、参りました。天井まで積み上げられたパッケージです。今や遅しと出荷を待ってます。

以下は、特別の許可を得て撮影したいちごです。(令和4年12月13日撮影)
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品種は「おいCベリー」という新品種なんです。知ってますかこの品種。
おいCベリーは2012(平成24)年に品種登録されたばかりの新しい品種だそうです。
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なんとも艶がいいですね。
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どんどん新しいいちごが次から次へと成長してきます。
そのべ農園のいちごは、暗いうちの毎朝5時頃から、最盛期は朝の2時ごろから収穫していますね。
かつて、私も朝の4時ごろに収穫風景を拝見しに行ったことがあります。サーチライトを付けて収穫作業をしてるんですね。その日に採ったいちごはその日に売り切る。新鮮さが売りものなんでしょうね。
毎日毎日、直売所の開店時刻に間に合うように、収穫したいちごを一粒一粒検品し、パッケージングしてるんですね。朝食をとる暇もないような忙しさです。

許可を得て、今年の価格をお伝えしておきます。諸々の原材料費が高騰してるので止むをえません。
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全部で6品種。食べ比べもいいですね。今年初めてのお目見え、<スターナイト>と<もういっこ>。なんとも楽しい名前です。どんな味がするのでしょう。早速、買いに行かなくっちゃです。(笑)
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これは発送用のお値段です。私も毎年<冬の秋田の友人>に6プレート届けてます。(笑)
以上、そのべ農園潜入レポートでした。ご購入の参考になれば幸いです。

最後にとっておき手賀沼情報を。
<青い空>に<柔らかなの白いススキ>。すばらしいですね。
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(令和4年12月12日 手賀沼自然ふれあい緑道にて。我孫子市 河合正治さん撮影。)
提供ありがとうございます。

それでは今回はこの辺で。

【令和4年(2022年)12月16日掲載】

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執筆者:kuma3(くまさん) 千葉県柏市在住。

柏市南部、主にカシワニの棲む手賀沼を中心として自然の魅力をぐる~っと紹介していきます。カシワニの棲むあなたの知らない柏の魅力を新発見!