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更新日令和5(2023)年3月24日

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【250号】白い花びらの競演

さあ、春たけなわになりました。手賀沼周辺も春の草花が輝いてすばらしい姿を見せてくれています。
今回は、手賀沼自然ふれあい緑道の便りです。
春を告げる早春の花と言えば、何を思い起こしますか?
歌謡曲『北国の春』でもお馴染みの、まずは「コブシ」ですね。辛夷と書きます。
モクレン科モクレン属の落葉高木。早春に他の木々に先駆けて白い大きな花をつけます。花は6枚の花びらを持っています。多数の果実が結合してごつごつとした「拳」のようになり、それが「コブシ」の名前の由来とも。コブシの花言葉は、信頼」「愛らしさ」「友愛」「友情」「歓迎」だそうです。そうそう、本日3月24日誕生日の花は「コブシ」なんですね。なんという偶然。(笑)

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これは令和5年3月11日撮影。圧巻の花の数ですね。思わず息をのみます。緑道のあちこちで見かけますね。


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こちらは令和5年3月15日撮影。花びらは6枚ですね。
もう1週間以上経過してますから、今週は散りかけていますね。
 

一方、こちらは、よくコブシと間違われる「ハクモクレン」です。
手賀沼自然ふれあい緑道ではコブシの方が圧倒的に多いですね。
ハクモクレン。白木蘭と書きます。モクレン科モクレン属の落葉高木です。(コブシと同じ)。
空に向かって美しい白い花を咲かせる春の花。萼片(がくへん)を含めて、花びらは9枚あります。
ハクモクレンの花言葉は、その花の気品ある美しさから、「気高さ」「崇高」。また春に咲き、樹木が全身で春を歓び慈しんでいるようなイメージから「慈悲」「自然への愛」といった花言葉もあるようです。

これは令和5年3月13日撮影のものです。
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これは、緑道の泉村新田あたりにポツンと咲いてました。
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明らかに、コブシと違います。花弁が9枚ありますね。コブシよりもボリューム感がありますね。

これは手賀沼自然ふれあい緑道、鷲野谷新田あたりから見える、あるお宅の樹高10mもありそうなハクモクレンです。大木になるのが特徴で大きなものは高さ25mにもなるそうです。毎年、このハクモクレンに魅了され、私にとって、春を感じる一番のスポットです。
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手賀沼は、まさに春を感じる<白い花びらの競演>ですね。
あちこちできれいな<白色の花びら>を見ると心が洗われる感じがします。
なんか元気が出てきます。早朝ウォーキングで朝陽に照らされた<白い色の花びら>たちもいいものですよ。
ところで、ぼつぼつ、<ピンクの花びら:桜>も咲き始めました。バトンタッチですね。
今週末はあいにくの雨模様のようですが、来週あたり満開になるでしょう。

話変わって
最後に、意外と知らない<柳の花>をご覧いただきましょう。
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これが柳の花です。なんか、花粉症になりそうですね。(笑)

自宅近く(柏市大津ケ丘)の空き地には、土筆(つくし)が頑張って顔を出していました。
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春いっぱいの便りでした。

それでは今回はこの辺で。
今気が付きました。今回で250号なんですね。これからもよろしくお願いします。

【令和5年(2023年)3月24日掲載】

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執筆者:kuma3(くまさん) 千葉県柏市在住。

柏市南部、主にカシワニの棲む手賀沼を中心として自然の魅力をぐる~っと紹介していきます。カシワニの棲むあなたの知らない柏の魅力を新発見!