トップ > Fan×Fun KASHIWA > ぐる~っと手賀沼 > 【263号】送電線鉄塔が美しい
更新日令和5(2023)年6月30日
Fan Fun KASHIWA
ここから本文です。
【263号】送電線鉄塔が美しい
みなさんは、送電線鉄塔をしげしげと見たことがありますか?
手賀沼沿いには大きな送電線鉄塔が走っています。
東京電力送電線系統図を参考に辿ってみれば、その経路がわかります。
この手賀沼沿いの送電線は<新京葉線>と言って 野田市の新野田変電所から 船橋市小室町 の新京葉変電所までつながっています。まだ行ったことはありませんが、ちなみに新野田変電所は東京ドームおよそ6個分の広さ、 1999(平成11)年に「世界最大の変電所」としてギネスブックに認定されたそうです。東京の多くの美しい夜景などはここで出力させる厖大(ぼうだい)な電力に支えられているのだそうです。その他千葉北西部、茨城県にも送られているとのことです。話が横道に逸れました。(笑)
ということでここは千葉北西部。
送電ルートは<北柏ふるさと公園>→<北千葉導水ビジターセンター>→<二松学舎大学附属柏高校>→<手賀の杜住宅地>→<鷲野谷庚申塔>・・・。このようなルートをたどっています。
この送電線(新京葉線)は超高圧の 500kV を送電するための設備 なんですね。高さは80mもあるようです。25階建てビルに相当するのでしょうか?
これは北千葉導水ビジターセンターから柏市大井方面に向かっての鉄塔の姿です。
近くには<第二機場線 >と言って北千葉第二機場(北千葉導水ビジターセンター)専用の送電線鉄塔もあります。
これは手賀沼対岸の我孫子市から見た鉄塔の様子です。
真ん中に見える建物は柏市大井、二松学舎大学附属柏高校です。敷地の中を通っているんですね。
このように鉄塔のつながっている姿は快晴の空に美しく見えます。好きな光景です。
令和5年5月27日、何やら巨大な建造物が住宅地の中に現れました。この風景を見た方は皆びっくりです。一体何事が起ったかと。
ここは柏市箕輪地籍。手賀の杜住宅地のお隣です。近くに寄ってみれば、何やら送電線鉄塔をメッシュがぐるりと覆っています。どうやら養生している感じです。
ペンキの跡のようなものも見えます。
近くに寄ると圧倒されます。どうやって被せたんだろうって。その光景を見たかったなあ。(笑)
こんなことが掲示してありました。(北柏ふるさと公園での掲示を参考)
■送電線鉄塔の保守メンテナンス工事としての塗り替え工事
・ハケを使用して塗装(さび止め塗装+仕上げ塗装(4回))
・塗料飛散防止のため養生メッシュで鉄塔を覆う
・工事の流れ
搬入→養生シート設置→さび落とし→塗装作業(4回塗り)→養生シート撤去→搬出
・工事期間:約3か月余(上部:約10日間 上部張出部:約1か月 下部:約2か月弱)
1つの鉄塔に3か月もかかるとは大変ですね。
令和5年6月4日の送電線鉄塔の姿です。青空に映えてますね。美しすぎますね。
きれいに仕上がっています。
こうやって日々保守作業をしているんですね。
これは令和5年6月27日、北柏ふるさと公園内にある鉄塔です。養生メッシュは途中までです。
工事期間は令和5年4月10日から7月20日までとありました。これから下部の塗装を始めるのでしょうか
。
これから本格的な夏を迎えます。暑い中大変な作業だと思います。事故のないように、無事に作業を終えていただきたいものです。きれいに塗装が仕上がった折には、北柏ふるさと公園も話題になることでしょう。
それでは今回はこの辺で。
【令和5年(2023年)6月30日掲載】
ぐる~っと手賀沼