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更新日令和5(2023)年7月14日
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【265号】手賀沼にハスはあるんかい(前編)
柏市民、我孫子市民にとって、手賀沼のハスがその後どうなっているのか気になるところ。
前編と後編に分けて筆者の撮り貯めた写真の中からご覧いただきます。
前編では、かつての手賀沼のハスと今日現在のハスの群生地の様子を中心に。
後編では、現在の手賀沼でハスが見られる穴場をそっと紹介します。(次回の頃には見頃を過ぎているかもしれません)
これは平成29(2017)年8月12日のハスの群生地の模様です。今から6年前です。
柏側から我孫子側へハスの勢いが止まりません、年々向こう岸に近づいていきます。
蓮見舟も運行されています。多くの観光客が目の前に現れる<ハスの花>を見ながら歓声を上げています。蓮見舟が埋もれてしまっています。
これは平成30年(2018)年7月11日の手賀大橋をバックに写したものです。今から5年前。
当時の東京新聞も蓮見舟の幕開けを告げています。(東京新聞掲載許可済)
これは令和元(2019)年7月9日 今から4年前、蓮見舟の航路を開けているところです。筆者もこの時期になると取材も兼ねてお手伝いしていました。まるでジャングルクルーズのようですね。(笑)
なんとこれを最後に、翌年令和2年、手賀沼のハスが全滅したのでした。驚きましたねえ。
これは令和2年7月7日の毎日新聞の記事です。
これはこの新聞記事と同じ時期の、
令和2年(2020)年7月9日の全滅した手賀沼のハス群生地の模様です。今から3年前。
きれいさっぱり!どこにもハスが見当たりません。一体どうしたのでしょう?
原因らしきことは、諸説あるようです。
・繁茂し過ぎて、自滅(酸素不足)した
・外来水生植物の影響
・外来種の魚が食べた ・・・などなど。はっきりとした原因はいまだにわかりません。
こんな風になってしまってショックです。半世紀も見続けたハスがもう見られないかもしれないのですから。
見られなくなってから、早や、3年。これは今週の令和5年7月10日に撮影したものです。
筆者は早朝ウオーキングを続けていますが、ここが出発点です。この高見台も手賀大橋の雄姿のみを見ることになってしまいました。(泣)
きれいさっぱり、もうあの風景を見ることはできません。
すっかりハスはありません。改めて見ると、手賀沼ってこんなに広かったんだと感じますね。(笑)
かつての蓮見観賞用の木道も立ち入り禁止で草が茫々(ぼうぼう)と生えています。悲しいですね。
という訳で昔を懐かしがってみました。
ここで前編は終了です。
次回後編では手賀沼近郊でハスの見られる場所がどこにあるのかをご紹介します。
次回予告:
こんなハスが見られるんですよ。さてどこでしょう? 次回をお楽しみに。
それでは今回はこの辺で失礼します。
暑い日が続いています。どちら様もご自愛ください。
【令和5年(2023年)7月14日掲載】
ぐる~っと手賀沼