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更新日令和5(2023)年10月27日
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【278号】満月の月下美人
とっくに過ぎた彼岸花の開花時期と同じ時期に咲いた花の話題を一つ。
どちらかというと筆者宅の自慢話です【恐縮です】。月下美人です。
月下美人は、「A queen of a night(夜の女王)」と言われ、夜の間だけ咲くという性質があり、透けるように白くて美しい花を女性に例え、「月下美人」と名付けられたそうです。
とにかく美しい花を咲かせることで知られる多肉植物。濃厚な香りが特徴で、朝になるとすっかりしぼんでしまう様子は、まさに美人薄命の言葉そのものですね。
「甘く気持ちのよい香り」「上品な香り」「優雅で心地良い香り」と表現される、ジャスミンに似たやわらかい香りが特徴。花言葉は「艶やかな美人」「はかない恋」だそうです。
これは令和5年9月23日に花芽(かが)を付けた「我が家の月下美人」です。なんと11輪も花芽を付けていました。今季3回目の開花を迎えました。
それから、6日後の令和5年9月29日<中秋の名月> まさに満月の夜、待望の月下美人が咲きました。
これは令和5年9月29日23時06分に筆者が撮影した<中秋の名月>です。
まさにこの夜、月下美人が咲いたのであります。今までここ数年、何回も月下美人の開花を見ていますが、ドンピシャで「満月の下で、美人さんに逢えた」のであります。
20時ごろから開花が始まって・・・
22時から23時ごろ、満開になりました。
こちらは、2輪同時の開花です。
月下美人はメキシコの熱帯雨林地帯を原産地とする、サボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物です。確かに見たところ、サボテンのようですね。
これは、22時13分ごろの開花状況です。まさに満月の光に照らされています。千載一遇!こんなことってあるんですね。
これは、翌令和5年9月30日朝4時30分の模様です。はかない命です。
月下美人は、日本での栽培下では6~11月に咲き、この季節に株の体力が十分に回復すれば2~3か月後にもう一度咲くことができると言われております。我が家では6月末から9月末まで3回も開花を見ることができました。もはや10月後半、またもや、現在4回目のつぼみを付けております。
つぼみは初期は垂れ下がっていますが、開花直前になると自然に上を向いて膨らみ、夕方に芳香を漂わせはじめます。開花中の花、開花後のしぼんだ花ともに食用にでき、咲いている花は焼酎につけると保存できます。我が家は昨年咲いてる花を1年間焼酎につけて水中花として鑑賞して楽しみました。
最後に、撮影風景をお見せします。というより、立派に育った月下美人をご覧ください。
以上、9月の<中秋の名月下の、本当の月下美人>をご覧いただきました。
最後に、動画もどうぞご覧ください。翌朝の日の出風景も出てきます。
あさっての日曜日、令和5年10月29日には、 手賀沼を8の字に走る「第29回手賀沼エコマラソン」が開催されます。約8,500名のランナーがその健脚ぶりを競います。参加される皆さん、がんばってください。
それでは、今回はこの辺で。
【令和5年(2023年)10月27日掲載】
ぐる~っと手賀沼