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更新日令和5(2023)年11月10日

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【280号】手賀沼に架かる2つの橋

今回は、手賀沼に架かる2つの橋の朝の風景をごらんいただきます。
令和5年11月7日午後0時20分、東京都心では27.5度を記録し、11月の最高気温を100年ぶりに更新したそうです。11月としては異例といえる25度以上の「夏日」を記録したとのことでした。
ところが一転、今週は暑さも和らぎ本格的な秋を通り過ぎて?冬がそこまでやってきたようです。(笑)
令和5年11月8日、さわやかな気持ちのいい立冬の朝を迎えています。暦の上ではもう冬なんですね。立冬とは、冬がはじまる頃。木枯らしが吹き、木々の葉が落ち、まもなく初雪の知らせが聞こえてきそうです。今週、中ごろから急に寒く感じられるようになりました。冬の準備もしなくてはですね。(笑)
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これは、令和5年11月8日、午前4時30分に自宅で撮った月です。
そんな月明かりの空を見上げながら、これから久しぶりの手賀沼早朝散歩です。頭上には、「有明の月」がクッキリと輝いています。「有明の月」とは 夜が明けかけても、空に残っている月のことです。
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はっきりと有明の月が出ていますね。
振り返ると、今朝もまた手賀大橋の街灯が輝いています。まだみなさん寝静まっている時間です。
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行きかう車のライトの灯りもあわせ、活動的な朝を迎えています。
手賀大橋は柏市箕輪新田と我孫子市若松を結ぶ橋で、手賀沼のほぼ中央部に位置しています。11径間連続上路式鋼アーチ橋(ちょっと難しいですね。(笑))と言われるもので、全長は415m。
平成13(2001)年に四車線化しています。道の駅しょうなんもこの年にオープンしています。もう22年も経っているんですね。早いもんです。

もう一つの手賀沼に架かる橋。それが手賀曙橋です。
今朝は空気が澄んでいるのか、クッキリと街灯の灯りが見えます。
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手賀曙橋は手賀沼と手賀川の間に架かる橋で、ここより西が手賀沼、東が手賀川となっています。
手賀沼の東端ということになります。正式には「関東農政局手賀沼調整水門」といいますが、愛称で曙橋、手賀曙橋と呼ばれています。橋の欄干には「手賀あけぼの橋」とも表記されていますね。
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このように、手賀曙橋の灯りが湖面を照らしているのは、珍しい光景です。鴨たちも楽しそうに泳いでいます。
話を手賀大橋に戻します。早朝散歩の帰り道、こんな光景が見られました。秋ですねえ。(笑)
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これは同日、午前6時30分ごろの手賀大橋です。ススキを仲間に入れてぱちり!
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いつも見慣れてる手賀大橋。こうしてみるとすばらしい景観です。橋のアーチ部分が湖面に映って、まるでメガネ橋といってもいいですね。これも湖面が穏やかなときにしか見ることのできない、めずらしい光景です。

話は前後しますが、めずらしい手賀曙橋の竹灯籠の灯り、その一部をご覧いただきましょう。
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これは令和5年10月に開催された「手賀沼ウィークエンド」イベントの一環で開催されたものです。
毎年恒例のライトアップが、今年は期間を延ばして10月の中旬に1週間程度、夜間点灯されました。
訪れたみなさん、幻想的な曙橋に酔いしれていたようです。
その本数、大型灯籠160基、漁火灯籠8基、提灯灯籠30基、7本組灯籠12基、子供灯籠40基と
合計250基で圧巻の竹灯籠でした。

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これから冬に向かうと、竹あかりが一層恋しくなってきますね。(笑)

以上、今回は手賀沼に架かる2つの橋をご覧いただきました。
今週末から気温がぐっと下がる予報がでています。
しっかり暖をとってお過ごしください。それでは今回はこの辺で失礼します。

【令和5年(2023年)11月10日掲載】

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執筆者:kuma3(くまさん) 千葉県柏市在住。

柏市南部、主にカシワニの棲む手賀沼を中心として自然の魅力をぐる~っと紹介していきます。カシワニの棲むあなたの知らない柏の魅力を新発見!