トップ > Fan×Fun KASHIWA > ぐる~っと手賀沼 > 【289号】春を求めて観音寺

更新日令和6(2024)年2月16日

Fan Fun KASHIWA

ここから本文です。

【289号】春を求めて観音寺

今週は、建国記念の日から始まりましたが、なんと春の陽気でびっくりしましたね。
そんな陽気になるとはつゆ知らず、先週土曜日の令和6年2月10日午前中、観音寺まで行ってきました。
大津ケ丘の自宅から逆井の観音寺までの道のりはこうです。
大津ケ丘団地を通り、大津川を遡り、柏市立藤心小学校、逆井運動場を左に、カタクリ群生地を右に見て東武アーバンパークラインのトンネルをくぐりぬけ、逆井中学校まで。この学校の前に観音寺があります。
観音寺の境内は、四季折々に咲く多くの花で埋めつくされ、地域の人々の心のオアシスになっています。特に「ぼたん寺」としても知られていますね。
正式名は安樂山 誓光院 観音寺といい、真言宗豊山派に属しています。

1
これが入り口になります。道路を挟んで向かい側には、逆井中学校があります。
目の前の道路は、白井流山線で交通量が多いので横断するには注意が必要です。
2 1-26
1-24 1-25
山門を抜けると、大きな鉄製の灯篭が迎えてくれます。
3
山門横にある手水舎(てみずや)には、立派な龍神の水口(みなくち)がありました。
なぜ龍神かというと、龍神が水を司る神様だからだそうです。龍神の水で心身を清める。手水舎は「神聖な水で汚れを払う場所」なんですね。眼が金色に光ってます。
4 5
色鮮やかな紅梅です。春ですねえ。
6 12
侘助(わびすけ)でしょうか? 花言葉は、控えめ・静かなおもむき・簡素。
境内の掲示板にはこんな文言がありました。
「闇があるから 光がある
 苦があるから 楽がある
 闇を生かせ 苦を生かせ」素晴らしい格言です。
7 8
梅は中国では、本来、冬に友とすべき植物だったそうですが、遣隋使のころに渡来し、以後新年や早春を象徴する花となって愛されているようです。これは白梅です。春ですねえ。花言葉は、高潔・澄んだ心・忠義・潔白。
9
10 11
ロウ細工のような洗練された美しさをもつ蝋梅(ろうばい)です。厳寒期には控えめな花でうつむき加減に咲き、梅に似た良い香りを放っており、早春の生け花などに欠かせない花です。春ですねえ。香りがよかったですね。花言葉は、奥ゆかしさ・愛情・慈悲。
13 14
大きなしだれ梅。春ですねえ。
17 16
これなんだかわかりますか? 答えは、ハンカチの木の実です。
ハンカチの木の特徴のひとつで、硬い実がなるそうです。 この実は、開花時期の後ごろからしだいに大きくなり、秋にはクルミくらいの大きさの茶色の実になるそうです。 実は枝にしっかりとついているため、葉が落ちても実だけが木に残ります。それがこの写真の状態ですね。
5月~6月ごろになると白いたくさんのハンカチがつり下がっているような、ヒラヒラと風に揺れるその姿はとても美しく、見る人の心を癒してくれます。早くその時期が来ないかなあ?(笑)
18
これが本堂です。令和6年2月10日、先日降った雪も残ってました。
19 20
本堂の前には、十重の塔と有名なぼたん園があります。ぼたんの見頃は、4月後半から5月ごろでしょうか?楽しみです。これも、待ち遠しいですね。
22 27
山門横には弘法大師の像が、また柏市観光協会が案内している「柏のむかしばなし」の一つである「力石」もありました。

というわけで、今回は、ちょっぴり春を感じていただきました。
それでは今回はこの辺で失礼します。

【令和6年(2024年)2月16日掲載】

柏の魅力をシェアしよう!

ぐる~っと手賀沼

執筆者:kuma3(くまさん) 千葉県柏市在住。

柏市南部、主にカシワニの棲む手賀沼を中心として自然の魅力をぐる~っと紹介していきます。カシワニの棲むあなたの知らない柏の魅力を新発見!