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更新日令和6(2024)年4月5日
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【294号】吉田家SakuraWeek竹灯籠作り
4月に入りました。
今週は全国のあちらこちらで桜の開花宣言がなされ、やっと春がめぐってきましたね。
今週から来週にかけて、桜が満開のようです。柏市内の桜の名所も賑わうことでしょう。
近隣地域でも<桜まつり>が開催されていますね。(ちょっと早かったかも?)
さて、桜の満開とはいきませんでしたが、柏市でもこんなイベントがありました。
江戸時代から続く吉田の貴重な建造物が立ち並ぶ、旧吉田家住宅歴史公園において、
令和6年3月20日から4月7日まで開催されている「〜吉田家SakuraWeek〜柏市制施行70周年記念」です。
そのイベントのなかで、令和6年3月30日に「竹灯籠づくり」が行われました。
今回は、その模様をお伝えします。
(掲載にあたっては、参加者の皆さんの許可を得ています)
リーフレットはこちら。(外部サイトへリンク)
講師は旧吉田家住宅歴史公園関係者の4名と、筆者も所属している「NPO法人住み良いまちづくり研究所」の3名で行いました。午前10時から午後1時の間に、小学生や主婦の方など、約30名の方々が参加されました。
旧吉田家住宅の古民家です。
長屋門入り口には、すでに竹灯籠が飾られていました。
当日は好天に恵まれ、公園前の芝生の広場で春の日差しを一杯浴びて竹灯籠づくりをしました。
あらかじめ、5種類のデザインされた型紙が孟宗竹(もうそうちく)に貼り付けられており、好みのデザインを各自選んでいただきました。作業は、電動ドライバーと竹専用のドリルを使って行います。
竹専用ドリルは、穴の太さによって使い分け、5mm~10mm間に数種類用意されております。
デザインされた型紙の指定された位置に、穴の太さに合ったドリルを使って、次々と穴を彫っていきます。デザインによっては、200~300個の穴をあける場合もあります。
これは筆者がお手伝いしているところです。「はい、ここ!はい、いいよ!」
掛け声を確認しながら、次々と穴を開けていきます。
だんだん電動ドライバーが重く感じるようになって、手首が痛くなってきます。
途中で休みながら行っています。
パパも頑張ってます。いよいよ出来上がりです。終わったものは、型紙を外して完成です。
茨城県の土浦、牛久から参加された方。また、隣近所でご一緒に参加された方々です。
とても楽しかったと、感想を述べていました。
製作された作品の一部です。白壁に似合いますね。残念ながら、桜は咲いていませんでした。泣
当日の夜にさっそく点灯されました。なかなかいいですね。
これは、主催者からお借りした、夜間照明で照らされた竹灯籠です。
製作された作品は3月30日と31日の2日間、日の入りから午後8時までライトアップされ、
吉田家を幻想的に彩っていました。出来上がった竹灯籠は後日、参加者に返却されます。
以下の夜間写真は、柏市在住T様より提供いただきました。
桜のデザインは、ご自分で彫られたものでしょうか。きれいに出来上がっていますね。
というわけで、半日の竹灯籠づくりイベントが無事終わりました。
以上、竹灯籠イベント会場からお伝えしました。
なお、今週末の4月7日(日曜日)は、SakuraWeekの最終日。
吉田ミュージックと題して、春や桜をテーマに行う演奏会もあるようですから、
おでかけしてみてはいかがでしょう?
それでは今回はこの辺で!
【令和6年(2024年)4月5日掲載】
ぐる~っと手賀沼