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更新日令和7(2025)年3月28日

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【最終号】ぐる~っと手賀沼一周

平成26(2014)年3月より11年にわたって、ご覧いただいてきた「ぐる~っと手賀沼」ブログも、今回をもって終了させていただくことになりました。

最後になりますがブログのタイトル通り、春の手賀沼を「ぐる~っと」廻ってみました。
長文になりますが、最終回ということでご容赦ください。
最後を除き、掲載した写真は令和7年3月1日時点のものです。
この日は、最後ということもあり、手賀沼自然ふれあい緑道(以下、緑道)を、<ヒドリ橋>から東に向かって道の駅しょうなん、曙橋・手賀沼フィッシングセンター、我孫子遊歩道を通り、手賀沼公園、北柏ふるさと公園、北柏橋(手賀沼自然ふれあい緑道スタート地点)、ヒドリ橋まで戻る約25kmをゆっくり、11年間の思いを込めて『サイクリング』しました。

手賀沼自然ふれあい緑道の供用開始は平成14(2002)年ですから23年経過したことになります。

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まずは自宅から大津川側道を手賀沼河口まで出て、手賀沼自然ふれあい緑道、ヒドリ橋まで出ます。そこを右折。ヒドリ橋は、鎌ケ谷方面から手賀沼に注ぎ込む川。大津ケ丘団地の名称の由来ともなっています。

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緑道を東に進むと黄金の亀の石像があります。11年前の第1回ブログでも紹介しましたがカシワニ君を乗せてパチリ。ウオーキングする方の道標にもなっています。
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続いて道の駅しょうなんの24時間駐車場には、こんな手賀沼の歴史を記したモニュメントもあります。手賀沼の歴史を思いめぐらせてください。
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道の駅しょうなん<つばさ棟>。平成13(2001)年オープン
この木製看板は、筆者が揮毫(きごう)し手彫りしたもの。平成27(2015)年12月に謹呈。今から3代前の道の駅しょうなんの駅長から依頼されたもの。1回ほど経年劣化対策で塗り直しています。ちょうど10年経ちました。今でも掲げていただいています。
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これは、つばさ棟の男子手洗い所の壁面に、筆者の提案で手賀沼の風景をパネル展示したものです。10数枚飾ってあります。長距離トラックの運転手を癒すようなキャプションを添えてあります。平成27(2015)年設置。2回ほどリニューアルしています 。10年経った今でもその時のままです。長持ちしてますね。(笑)

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道の駅しょうなん<てんと棟>。令和3(2021)年12月オープン。300台超の駐車場、芝生広場もあり休日は満席の盛況。3年経過。市民憩いの場所にもなっています。いつまでも愛されてほしいですね。

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手賀大橋の4車線開通は平成13(2001)年。同年、道の駅しょうなん<つばさ棟>もオープン。
25年も前の話になります。
続いて、手賀沼花火大会の大看板。~「手賀沼は郷土の宝 大事にしましょう」~ということで、
筆者提供の写真がアクリル樹脂で作られています。平成29(2017)年設置。7年経過。経年劣化もしてきました。

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これは、かつて手賀沼にハスが群生した頃の、<蓮まつり>の船着き場です。
また、ハスの群生地の観賞用散策路も令和6(2024)年1月に撤去されご覧のような姿に変貌してます。
景観が全く変わってしまいました。かつては、手賀沼といえば「ハス」、ハスといえば「手賀沼」だった時代もありました。ハスの消滅は悲しい限りです。今でもその原因はわかっていません。

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かつてのハスの群生地から見た手賀大橋。まるで鳥が羽を広げているかのようです。
続いて、緑道の公園。最近、テーブルなどがリニューアルされカラフルになりました。
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この場所は、筆者が早朝ウオーキングの折り返し地点としている藤棚と日の出橋です。
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ここは、おなじみのサージタンク広場。彼岸花の名所として知られています。筆者の所属している「一球会」の皆さんが植栽し始めて、12年になります。今年は、隣に「ナツズイセン」を植えてあります。今秋の開花が楽しみですね。
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いよいよ、手賀沼の最東端、緑道全9.4kmの終点、手賀曙橋です。正式名称は「手賀沼調整水門」といいますね。この橋を向こうに渡ると、手賀沼フィッシングセンター。この10年で随分よくなりました。柏市の努力によるものです。ここまでが柏市。続いて我孫子市に入り、我孫子緑道を西に折り返します。我孫子緑道は、柏側手賀沼自然ふれあい緑道とは違って、歴史ある木々がたくさん植えられており風情があります。齢を重ねた桜もポツポツ開花ですが楽しみです。我孫子緑道の大きな梅の木が花を咲かせていました。
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我孫子緑道、手賀沼親水公園から見た手賀大橋です。橋の向こうが柏市です。やっぱり手賀大橋あっての手賀沼ですね。

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新設された我孫子側遊歩道(我孫子高校から手賀沼公園まで)から見た手賀大橋。この角度から手賀大橋を眺めるのは初めてです。続いての写真は我孫子手賀沼公園から柏側を見た光景。手賀沼公園は古くから古くから憩いの場所として親しまれていますね。昭和39(1964)年開園。半世紀以上の歴史があります。
ここから一般道手賀沼ふれあいラインを一気に西に進み、柏市に戻ります。
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手賀沼の西端、北柏ふるさと公園に着きました。ここには柏市みどりの基金事務局もあり、いろんなイベントも開催されてます。現在は、公園のリニューアル中で、完成が楽しみです。
さらに少し西に向かうと、大堀川に架かる北柏橋に到着。この場所が、手賀沼自然ふれあい緑道のスタート地点。ここから手賀曙橋まで9.4km、幅6mの自転車専用道路と歩行者専用道路が併設された緑道が続きます。東京近辺にはない、サイクリングコースとして誇っていいと思います。自慢の道路です。
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桜並木の桜も、もうすぐ開花することでしょう。

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これは、ぐる~っと手賀沼ブログ第1回でお伝えした「藤姫伝説」の石碑です。懐かしいですね。
今回も、じっくり眺めてきました。東に進みます。

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これは北千葉導水ビジターセンター。 北千葉導水路は、利根川の下流部と江戸川を結ぶ約28.5kmの導水路 で、 北千葉導水ビジターセンターは、北千葉第二機場にある「手賀沼の水を浄化」「洪水を防ぐ」「暮らしに必要な水の供給」といった3つの役割を持った導水路や手賀沼の自然環境を紹介してる施設なんですね。 いつまで経ってもきれいなガラス張りです。

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緑道を東に向かいます。見通しの良い直線道路の中ほど、ここは戸張新田にある 東屋(展望台)です。葦の音を聞くフード付きの椅子も設置されています。東経140度00分00秒地点も近くにあります。手賀沼の反対側には、「マコモタケ」の栽培圃場もありましたね。
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椅子に座って眺める手賀沼は雄大です。
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スタート地点に戻ってきました。ここは、河津桜で有名なヒドリ橋付近です。3月1日の撮影でしたから、まだまだ蕾でした。
ところが・・・・
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3月14日には、満開の河津桜を愛でることができました。
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東京の桜も3月24日に開花宣言がなされました。
これから柏ふるさと公園、手賀沼自然ふれあい緑道桜並木の桜も間もなく満開を迎えることでしょう。
春爛漫、またまたうれしい春が手賀沼にも巡ってきます。

<ご挨拶>
11年間にわたりご覧いただきました「ぐる~っと手賀沼」ブログも今回で最終回を迎えました。
柏市民の皆様の暖かいご支援のおかげで、ここまで続けることができました。深く感謝申し上げます。
それでは皆様、さようなら、お世話になりました。

We Love Kashiwa  We Love Teganuma 手賀沼には愛がある

令和7年3月28日 熊谷正宏

 

【令和7(2025)年3月28日掲載】

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執筆者:kuma3(くまさん) 千葉県柏市在住。

柏市南部、主にカシワニの棲む手賀沼を中心として自然の魅力をぐる~っと紹介していきます。カシワニの棲むあなたの知らない柏の魅力を新発見!