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更新日令和5(2023)年3月17日
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【249号】手賀沼親水広場の桜まつり
手賀沼の河津桜もすっかり葉桜となり、いよいよ本格的な桜の季節になろうとしています。
今週3月14日(火曜日)、東京・靖国神社の桜が開花したと発表されました。2020年や2021年と並び、観測史上最も早い開花だそうです。平年より10日早く、昨年より6日早い開花発表だそうです 。
これは昨年、令和4年3月29日の手賀沼自然ふれあい緑道、大堀川北柏橋付近の桜です。ひょっとすると来週あたり、この桜も見頃を迎えるかもしれません。さあ、どうでしょう。
という訳で、手賀沼の周辺も桜の季節に包まれます。
今回は先週に引き続き、我孫子市<手賀沼親水広場>で開催される<あびこ桜まつり2023~竹宵~>、その舞台裏を密着取材しましたので、お伝えします。ひとつのイベントをこなすには相当の労力と団結力が必要なんだと改めて知りました。
令和5年1月後半から、桜まつりイベントの竹灯籠制作が始まりました。準備期間は何と2か月余り。
何度も何度もミーティングを重ね、案を練っていきます。片や、200本余りの竹灯籠を設置するということで1月後半からメンバー総がかりで彫りはじめました。
<竹の切断→脂取り→型紙作成→図案転写→彫り込み→LEDライト接続→投影テスト>
一本の竹灯籠制作はこんな手順で行われます。
長さ3mもの大型ゲート用竹灯籠も彫り進んでいます。この立て掛けてある長い竹は、当日の竹灯籠を設置する会場囲い用<柵>の竹です。柵の長さは総延長200mにも及びます。
これは、当日の竹遊びコーナを飾る大きな地球儀のような球体です。
竹林整備の折に確保しておいた竹を裂いて丁寧に組み立てていきます。まさに職人芸です。
造ってる方も楽しそうです。
内側には、蛍光色のアクリル絵の具が施され、LED電飾配線もされています。
どんな感じになるのか楽しみです。
こちらは、電飾オブジョエを飾る「ちっちのアトリエ」集団による畳4枚分の絵画です。
日常のすきま時間を有効に使って仕上げていただきました。我孫子市の人気キャラクターが描かれていますね。
こちらは、電飾オブジェのもう一方の片面を飾る大型書道作品です。(前号で中央学院高校書道部の制作過程をお伝えしました)
出来上がった作品を防水加工すするために<蝋(ロウ)>でパラフィン加工しています。当日は、この背面からLEDライトの光が当てられて(バックライト)、桜舞う夜空に浮かび上がることでしょう。
竹の大蛇も空中を舞い、夜空に浮かぶことでしょう。
これは今回のイベントの主目的、メンバーが心を込めて作り上げた竹灯籠のほんの一部です。
これら竹灯籠200本余りが会場に設置されるというんですから楽しみです。
いよいよ開催が迫ってきた令和5年3月15日、会場設営が行われました。
青空のもと汗だくで設営作業をしました。
翌3月16日には、点灯テストが行われ、竹宵を彩る<200本余りの竹灯籠>が見事に再現されました。
いよいよ、今週末より<あびこ桜まつり2023~竹宵~>が手賀沼のほとりの手賀沼親水広場(我孫子市)で開催されます。手賀沼緑道(我孫子側)の桜はこれからですが、今月中には満開になることでしょう。
令和5年3月25日(土曜日)、3月26日(日曜日)そして令和5年4月1日(土曜日)、4月2日(日曜日)にはステージイベントやワークショップが開催されます。
詳しくは「住み良いまちづくり研究所」ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
今回はこの辺で、
次回は手賀沼自然ふれあい緑道の春をお届けします。
【令和5年(2023年)3月17日掲載】
ぐる~っと手賀沼